20050729 夏コミ情報
7月はかなりテンパっており、正直もうなんか大変なことになっておりました、こんばんは久慈光樹です。お久しぶりです。
何が大変だったかというと、当然のように夏コミ新刊の原稿だったわけです。表には出さなかったのでアレですが、とりあえずmixiの方ではかなりのテンパリ具合を披露しておりました。キエエーーーッ!
とりあえず今回もポプルス担当のEお姉さまにはかなりご迷惑をお掛けしてしまいました。
サンクリの際にわざわざうちのブースにご挨拶にいらしてくださったのです。その時に「夏コミの入稿日、メールしたとおりで大丈夫ですよね!? 大丈夫ですよね!?」と念を押されまくってしまうことから見ても判る通り、久慈光樹はEお姉さまにとても信頼されています。
そうして向かえた入稿日、当然のように間に合わないわけです。
最終的には当初の予定から2回延ばしてもらった挙句、「朝の8時には入稿しますから!」と電話で必死に取り繕い、入稿したのは午後の3時という極悪所業。
まぁそういうわけでイロイロあって大変でしたが、なんとか新刊出るのですべてオッケーです。いつかEちんに刺されると思う。
さて新刊です。
とりあえずはいつものとおり、表紙絵を公開しましょう。

こ の タ イ ト ル は 何 事 だ。
あまりにも不自然なぱんつ露出、であるとか、なんでヘソ出てんねん、であるとか、また成人指定なのか、であるとか、ツッコミどころは多々あれど、とりあえずタイトルの頭が悪すぎます。
今回は落選しましたので委託ということになるわけですが、委託先へのイヤガラセじゃなかろうかというほどの頭の悪さです。
しかしぱんつ大臣はさすがのクオリティ。もう彼に表紙をお願いする口実ができるというだけで本を出す甲斐があるというものです。ありがとう大臣。
そういうわけで、詳細な仕様をば。
タイトル
『朋也くんより開かれました!』
仕様
・CLANNAD古河渚中心小説本
・文庫サイズ
・成人指定
・200ページ
・配布価格700円
・配布場所:
せいるさん
『Masterkeyes』 3日目(14日) 東エ-30a
きつねさん
『低温殺菌』 3日目(14日) 東オ-02b
委託してくださる方、まだまだ募集中でつ。
執筆者(敬称略)
・久慈光樹
・せいる
・風見由大
・八岐
・ガテラー星人
・久々野彰
・すなふ
表紙
・ぱんつ大臣
ゲスト絵・挿絵(敬称略)
・めた
・仮面
・月読さじん
・西脇だっと
・クスノキルウ
・キネヤエムコ
・ES
・新城月夜
・いまいともゆき
・七瀬友紀
・池田せあら
・しゃむてぃる
・木名瀬椎
・美鈴まさき
・こーせい
・剛久
・アヤトキヨル
・かかしち
・カゲロウ
・はるゑもん
書店委託
・とらのあな
・メロンブックス
(共に配布価格800円)
ゲスト原稿とゲスト絵のメンツを見て、あまりの豪華さに驚かれた方も多いと思います。絵描きさんは久慈の知り合いほぼすべてに声を掛けるという暴挙であり、SS書きさんに至っては半数近くの方に飛び込み営業という頑張りっぷり。我ながらよく頑張った。
ページ数的に見て配布価格がちょっと高くなってしまって申し訳ないのですが、内容的には自分でも満足のいく仕上がりになったと思います。
証拠として、本誌掲載順1番の人の作品冒頭を転記してみましょう。
「暑いな……」
アパートの狭い部屋にカジキマグロのように横たわりながら、呟く。
暑い。とにかく暑いのである。
少しでも動くと関節の摩擦熱で更に暑くなるような気さえする。いくら夏のさなかとはいえ、限度ってものがあるだろう。
「渚はバイトから帰ってこねーし」
暑い。
「かといってバイト先に涼みに行く金はねーし」
暑い。
「部屋の気温、三十度余裕で突破してるし」
暑い。
…………
……………………
「ぬがーーっ! 暑いんじゃあああああああぁーーーっ!」
俺、爆発。
「ナメてんのかコラァ! ここはチュニジアか! パプアニューギニアかっ! なんだこの暑さは、いくらエアコンすらない六畳間でありなおかつ連日連夜の超晴天とはいえ、この限りなく強まった暑い暑い具合をどう処理したらいいんじゃああああああぁぁーーーーっ! てめぇか! てめぇのせいで暑いのか! なめんなコラァ! こちとら肉体労働者だ! ブルーカラーだ! スパナを喰らえっ!」
がっつんがっつんとタンスに向かってスパナを打ち付ける俺。
無論ツッコミを入れる者は皆無。そんな夏の休日。
もうダメだ……
なんですかこれは! どういうことですか!
頭が悪いにもほどがある! これ書いたヤツぜったいにどこか壊れてたとしか思えないんですが!
販促活動をしようとしましたが、激しく失敗しました。
これではまったくの逆効果であり、このままでは新刊をいっぱい刷った私が浮かばれません。
仕方がありませんので、ここは出欠大サービス! 成人指定部分を少しだけ公開しちゃいます!
「これは、なんでしょうか?」
「見ればわかるだろう」
「えっと、ストッキングと、ショーツと、それから……ガーターベルト?」
「否あぁぁーーーっ!」
「ひぃ!」
「違う、違うぞ渚! それはガーターベルトではない! レッグハンガーだ!」
「何の違いが……?」
「違う! 激しく違う! ガーターベルトなどは卑属の装着物! レッグハンガーこそ、清楚かつ奥手な渚に相応しい!」
「え、えと、そうでしょうか」
「なおかつ色はピンク! ここがミソ!」
「へ、へー……」
「黒は露骨すぎ、白では物足りない、赤は下品だし、青は作りすぎ。その点ピンクは完璧! 初々しいその恥じらい! 『朋也くん、わたしちょっと冒険しちゃいました…恥ずかしい……』的な風味でっ!」
「口真似が微妙に似てて気持ち悪いです」
「そしてパンツはそのピンクと、純白のストライプ! 正に完璧!」
「えっと、ピンクじゃなくても、その、紺とか……」
「しぎゃーーっ!」
「ひぃ!」
「紺? 紺だと? いま紺って言ったかコラァ!」
「い、言ってないです、わたし何も言ってません!」
「まぁ紺もいいな」
「えっ、いいの!」
「だがピンクには及ばない。例えるなら紺はヒシアマゾンだが、ピンクはトウカイテイオー」
「解りません!」
「じゃあそういうわけで、さっそく脱ぐんだ渚」
「い、いまここで、ですか?」
「無論だコラァ!」
「ひぃぃ!」
「脱がないというなら俺が脱がす! いやむしろ脱がせろ!」
「ひゃぁ! い、いきなりそんなぁっ!」
問答無用。こんなこともあろうかと、敷いておいた布団に渚を押し倒す。
「な、なぜ布団がっ!」
「ええい! じたばたするなぁ!」
「悪役です! 朋也くんメチャメチャ悪役っぽいですっ!」
最近ウェイトレスのバイトを始めたとはいえ、肉体労働歴約二年の俺に敵うはずもなくベッドに組み伏せられる渚。
な、なんかこういうのもいいな……
「ひゃっ! す、スカートをめくり上げないで下さい!」
この期に及んで這って逃げようとする渚の、割合に大き目のお尻を掴み、スカートをめくる。
渚らしい、白色のぱんつが眩しい、激しく抵抗するため、左側が少しお尻に食い込んでいる。思わずむしゃぶりついてしまった。
「あっ、んっ!」
純白のぱんつ越しに左右のお尻の肉を掴み、左右に押し広げる。
「あっ、ひ、広げないで……」
痛くならないように適度な強さで掴み上げた左右の肉に、舌を這わす。渚はお尻が性感帯なので、すぐにびくんと跳ねるように反応した。
「ふ、服を脱がすだけだって言ったのにぃっ!」
「まぁそういうこともある」
「ああんっ!」
うつ伏せ状態のお尻を少し上げさせ、その下に素早く枕を差し入れる。結果として渚はスカートを捲り上げられた状態で、枕の分だけ少しお尻を突き出したような格好になった。
「こ、こんなの恥ずかしいです……!」
俺はその上げられたお尻にむしゃぶりついているので、答えられません。
ダメだ、もうダメだ……
ひとつだけ言いたいことは、なぜこんなにテンションが高いのかということです。エクスクラメーションマークつきまくりじゃねーか。
書いている人が締め切りギリギリでテンパっちゃった挙句にビール飲み過ぎてワケがわからなくなっている様が目に浮かぶようだ。
しかもえろ部分がのっけからあまりにも変態ちっく。作者の人にはもうちょっと一般性というか、ぶっちゃけもうちょっと人生について考え直した方がいいと思いました。
え、えーと、とりあえず他の作品はちゃんと面白いですから!
これだけが特殊な部類なんです! 他の方々の作品はマトモなんです! 本当です!
いやもう本当に改めて自分で読み返してみると、発狂しているとしか思えんな。