20040729 SS書きと絵描きさん
東京は雨が降るとジメジメしてたまりませんな。こんばんは久慈光樹です。
夏コミの原稿もひと段落し、あとは本が刷り上ってくるのを待つだけという殿様状態です。まだお金払ってませんが。
さようなら、夏のボーナス。
さて今宵は同人誌におけるSS書きと絵描きさんの関係について徒然と。
今回の夏コミ、ひざうえ10せんちの新刊はKanonのB6本とFateの文庫本の2冊です。
販促については後日するとして、B6はいつものるろおさんに、そしてFate文庫はキネヤエムコさんに素敵な表紙を描いていただきました。ありがたいことです。
小説本、それもオフセットとなると、カラーの表紙絵は必須といっても過言ではないでしょう。無論デザインで勝負することができれば絵はいらないのかもしれませんが、えてしてデザイナーさんというのは絵描きさん以上に貴重なもの、SS書き自身に突出したデザインセンスが無いのであれば、絵描きさんにお願いして表紙絵を頂戴するというのが一般的であると思います。
SS書きにとって、自分の作が一冊の本になるというのは、これはもう堪えられない快感です。そしてどうせ高い金出して本にするのなら、装丁もなるべく「それらしく」したい。表紙が味気ない文字だけの本というのはやっぱり寂しいですからね、どうしても表紙絵が欲しいわけです。
また、これは経験上から言うのですが、表紙絵というのは小説系同人誌の売上に多大な影響を与えます。小説本ですから中身で勝負しろと思う方もいらっしゃるでしょう、私もそう思います。ですが小説本である以上、中身をじっくりと全部読むなんてことがイベント会場でできるはずもありません。せいぜいぱらぱらと数ページ読んでみて、文章が酷くないから買う、という程度でしょう。ではその手にとってくださるまではお客さんは何を見て判断するか、これはもう表紙絵以外にはありません。ぱっと見てよさそうな表紙だったら手に取り、数ページ読んでみて悪くなさそうだから買う。表紙が味も素っ気もないような本であれば、どんなに中身が良くても手にとって読んでみてさえもらえないかもしれないのです。
かといって表紙だけ良くても肝心の中身の小説がへちょかったら、恐らくもう二度と買ってもらえないでしょう。次回からのリピーターさんを獲得できるかどうかは、中身がすべてなのだとお思います。ですがまぁそれは今回の趣旨とは少しずれるので割愛。
とにかく「表紙絵は必須だよ」ということです。
長々説明してきましたが、この表紙絵という物を入手するのはすごく大変なことなのですよね。
SS書きが自分で絵も書ける場合は問題ありません。サークルの相方さんが絵描きさんという、花楠さんのように恵まれているサークルも問題ない
でしょう。ですが私たちのようにサークルメンバー全員がSS書きであって絵なんて描けねーよって場合は困ってしまうわけです。
幸いにして私たちは阿倍碧郎さん繋がりで、最初はカゲロウさんに表紙を描いていただくことができました。私が雑記で絵を紹介したのがきっかけで、IRCにるろおさんが来てくださり、表紙をお願いできました。
ですが当然ながら、このようなラッキーはそうそうあるものではないわけです。お願いしたのはこっちであるとはいえ、絵描きさんと知り合う機会が待ってたら向こうからやってきた、なんてのは万に一つでしょう。絵描きさんとSS書きというのはコミュンからしてまったく違いますからね、そのようなラッキーを待っていたら、いつまで経っても本など出せやしません。
絵描きさんと知り合うきっかけとして私も考えたのが、サイトで「絵描きさん大募集!」とかやることでした。幸いうちの雑記は割合に多くの人に見てもらっているため、どなたか一人くらいは奇特な方がいらっしゃるんじゃないかなぁと。
ですが最終的にこの案は却下しました。SS書きと絵描きさんというのは考え方に大きな差があると思ったからです。この辺はまぁ後述するとして、とりあえず募集なんてしたとしても誰も名乗り出てくださらないだろうと。それにこれは大変に失礼な考えではあるわけですが、万が一どなたかが名乗り出てくださったとして、私自身がその方の絵を好きになる保証が無い。絵の好みなんてのは人それぞれで、やっぱり自分の本には自分の好きなタイプの表紙を付けたいと思ってしまうわけです。せっかく名乗り出て下さったのにお断りするなんてことになったら目も当てられません。
そう、絵に関しては好みという問題がどうしても出てきてしまいます。私で言えば淡い色合いの絵はあまり好みではなく、しっかりとした色で塗られた絵が好みです。そして絵に表情があればもう言うことなし。このイリヤとか超えろいですな、もうダイスキ。
好みの問題があってそれが千差万別である以上、本を出す自分から好みの絵師さんを探さなければなりません。
そしてSS書きは自分から積極的に絵師さんを探すことになるわけですが、ここで先ほどちらりと書いた「SS書きと絵師さんの考え方の違い」が引っかかってくるわけです。
SS書きと絵師さんは、互いが自分にない技能を持っているため、「相手は自分よりすごい」と思っています。私みたいに文章しか書けない者からすれば、絵が描ける方というのはこれはもう凄いなぁと。でも絵描きさんから(多分に世辞分は含まれているにせよ)「文章を書ける人はすごいと思います」と言われることが多々あり、絵描きさんからしてもSS書きというのは凄いと思っているのではないかな、と。
実際にどちらが凄いのか、という問題は置き、この場合重要なのはお互いがお互いにそう思っているこということです。そしてSS書きは文章を書けることを、絵描きさんは絵が描けることを、それぞれ自分では特別なことだとは思っていない。そこに更に日本人的な「謙遜は美徳」的意識が加算され、話がややこしくなっていくのです。
今回Fate本の表紙をいただいたキネヤエムコさんとは、実はいままでまったく交流がありませんでした。キネヤさんのサイトで見られるFate関連の絵を、私が一方的に気に入ってどうしても表紙を描いていただきたくなり、メールでお願いしたのが初めです。
絵を描いていただく当てがなくてちょっと焦っていたこともあり、初めましてのメールで感想のついでに表紙を依頼するという、なんとも非礼の限りでした。互いに信頼関係を構築する過程をすっ飛ばしているわけで、キネヤさんには感謝していると同時に非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですがこれほど非礼を働いたにも関わらず、キネヤさんは快く表紙絵を描いてくださり、あまつさえ現在サイトで宣伝までしてくださっています。その宣伝の台詞で気になったのが、「こんな私を誘ってくれた久慈さんに感謝です!」という一文。ゲストの方の原稿はともかくとして、私としては「うちなんかの本にあのキネヤさんから絵を頂戴できるなんて!」という意識であるわけで、この辺がやっぱり「絵描きさんとSS書きの意識の差」なのかな、と。
互いが互いを尊重するのはとても気持ちのいいことです、ですがそれが故に、SS書きからすれば「好きな絵描きさんに絵を描いていただく」というのはとても敷居が高いことになるわけです。私はよくチャットで絵描きさんに「挿絵描いて」とさっくりお願いしていますが、これだって内心はかなりドキドキしながらなのです。信じろ。これで相手がSS書きであれば、自分も書いていますし比較的頼みやすいのですが、絵描きさんともなるともう私からすれば未知の生物(笑)、どこまで踏み込んでいいのか皆目検討がつかない分、余計にドキドキしてしまいますね。
ああこれはまったく余談ですが、チャット等で拉致られた際にはSS書きさん絵描きさん共に無理なら「無理です」とはっきり言っていただけるとありがたいです。多少の強引さは芸風と思っていただければ幸いですし、相手が本気で嫌がっていると判断してまでごり押しするほどアホではないつもりですが、意思表示をしていただかないことにはわからないこともあるのですよ。
ダラダラと書きましたが、私が言いたいのは2点だけ。
絵描きさんとSS書きの間には、ある種の考え方の違いがあるということ。
そして座していてはその溝は縮まらないということです。
SS書きとして同人誌やサイトに絵を頂戴したいのなら、拒絶されることを覚悟して、こちらから踏み込むことも時には必要なのだと、私は思います。ただ礼儀を守るのはこれはもうSS書きとしてというより人間として当たり前のことで、相手が本気で嫌がっているのかどうかが判断できるようにならないと、嫌われて終わりますが。
そしてこれは絵描きさんに。
SS書きというものは、恐らく絵描きさんが考えていらっしゃる以上に、自作に対する絵(挿絵であったり表紙であったり)に飢えています。絵に対する好みの問題というのは確かにありますが、絵をもらって喜ばないSS書きはいません、これはもう断言します。好きなSS書きさんがもしいたら、その方の作に挿絵なんてお送りすると、恐らくSS書きは跳び上がって喜びますよ。
というわけで結論としては、久慈光樹のWeb掲載作にどなたか挿絵をくださいませ、ということで終わり。(なんてオチだ……)
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20040726_2 アホだ私
そういや書き忘れましたが、いま巷で大人気のHDDMP3プレイヤー、iPod
miniを買いました。事前にソフマップで注文しておいたので、発売日には届きましたよ。新宿で見る限りはどこも品切れで入荷予定も未定らしいですな。ふふふ。通勤時に付属のクリップでバッグにつけているのですが、たまに「あっ」って感じで見られるあたりが優越感ですな。ふふふふふー。
色は名雪カラー(ブルー)です。iPodは自分で好きな名前をつけられる機能があるのですが、当然名前は『なゆなゆ』にしましたよ。素敵だなゆなゆ。
4GBの容量は少し不安でしたが、現在80曲ほどを入れて380MB、なんかぜんぜん杞憂でした。というか4GBなんて絶対に使わないから。
いい買い物したなぁ。
買い物といえば、今日は会社帰りにマドマンさん誘って新宿でカレー食ってきたのですが、帰りにオレンジの本屋さん(トラの穴)に寄ったんですよ。
そうしたら、なんか「予約キャンセル分 残り僅か!」とかって煽りで、空の境界愛蔵版が売っていました。
なんかあれだけ騒がれて予約殺到即完了、みたいな割には売ってんじゃねーか。
まぁ私、実は奈須文章ってあまり好きじゃないんですよね、くどくて。一応同人版のは持ってますし、市販のバージョンはスルーしましたしね。確かに面白くはあるが、文章的にはあまり好きじゃないんです。
恐らく買っても読まないでしょうなー、賭けてもいい。
そういうわけで、速攻買ってきました。カードで。
アホちゃうか自分……
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20040726 少しネタが解りづらかったですね
昨日のまき先生に関するネタですが、雅大使に対する部分は少しネタとして解りづらかった気がしますので、フォローしておきましょう。
昨日はコロスコロス言ってますが、雅さんとは仲良しですよ。
どのくらい仲良しかと言うと、夏のFate新刊の原稿(えろ)を読んでもらったら
「朝っぱらから気分の悪くなるようなもん読ませるな!」
と罵倒されたり(久慈光樹作はダークです今回)
同じく夏の新刊である「だめです相沢さん」の原稿(えろ)を読んでもらったら
「愛が無い」
と罵倒されたりするくらいの仲良しさんです。
……雅大使は殺す。
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20040725 D.Makiさんの日記を真似ろ!
ここ最近ネットで一番懇意にさせてもらっているのは、身内を除いては実はまき先生である気がする。
オフは別、あのひと関西なんで会いたくとも会えない。今日は洗濯終えたら何もすることがなくなって昼間からビールをかっくらっていて、そのうちにヒマでヒマで仕方がなくなったのでちょうどIRCに上がってきたふみーとカラオケに行き、ついでにリアル兄ともりたさんも誘ったがもりたさんには断られた。次に誘ったときにも断ったら殺す。
とにかくカラオケ行った。「チョコ食べまくる くる くる」とか歌ってきた。バカだと思った自分でも。とりあえずアニメのほうは一度も見たこと無いのに歌だけ覚えているのはいかがなものかと思うが、とりあえず雅大使は殺す。カラオケ行くと誰かどうか歌うから覚えてしまった。こういうコミュニティが人をダメにするのだと痛感した。
何の話だったか、そう、まき先生の話だ。彼の話をしないと、こうして彼の日記を真似ている意味がない。雅大使はとりあえず殺す。
まき先生はいい。あんな荒んでるくせして実は著作権に対する姿勢が誰よりも真摯だったり、仕事に対する考えが真摯だったりする。臆面もなく日記に「ジャイアン死んじゃイヤン」とか書く厚顔っぷりも痺れるし、なにより獣医者さんを罵倒するときの彼は輝いている。傍から見ていると時々心配になってしまうのだが、ああ見えて獣医者さんもなんか喜んでいるっぽいから問題ない。在坂さんに「無理ですな」とかさっくり言われて絶句するまき先生も捨てがたいが、やはり彼の真価は獣医者さんを罵倒している時だと思う。
まき先生とはぜんぜん関係はないが、道化童子さんのところで新刊のFlashが流れている。まき先生とはぜんぜん関係ないのだが、実は頼んで送っていただいたこの新刊をまだ私は読んでいない。このようなことが知れようものなら私も獣医者さんのごとく罵倒されてしまうので、まき先生には言えない。それどころかまだ金も払っていない。まき先生とはぜんぜん関係はないが、道化童子さんに申し訳ない。読んでいないので無責任なことは言えないが、彼のサイトにあるFateSSはバカで面白かったから多分この同人誌も面白いのだろうと思う。とりあえずサイトに掲載しているFateSSは3回も同じネタで引っ張るなと思ったが、いかんせんおもむろに日記で「ジャイアン死んじゃイヤン」などと書いてしまう人だから仕方がないとも言える。
とりあえずまき先生とは全然関係い道化童子さんには私のところにもFlashで販促を作って欲しい。見ればわかると思うが、このFlashは何気にとても爽やかだ。どのくらい爽やかかというと、風見さんを日記でボコボコにする普段のまき先生であったり、うちのチャットで時たま顔文字を使って時を止める仮面の男さんくらい爽やかだ。なんというかいたたまれない、人間キャラクター性に合わない事はすべきではないという教訓になる。
Flashはともかく、同人誌は絶賛通販中らしいので、「ジャイアン死んじゃイヤン」に免じて皆さんドシドシ応募すべきである。
最近まき先生は日記で私の名をよく出す。読み返してみると大体6月くらいからよく名前が出るようになっている。うちのアクセス解析はサイト移転と共に自PHPではなくてレンタルのそれにしてしまったため、いますごく精度が低くてリンクされていても素で気付かなかったりする。まき先生はあれでいてウサギのように寂しがり屋さんだから、反応しないとリアル兄のようにボコボコにされるのじゃないかと酷く不安になる。ウサギさんは人をボコボコにはしない。そういえば今日初めてMSNでまき先生に「死ね」と言われた。嬉しかった。
彼は以前日記で獣医者さんのことを「ボケのみんな、注意しろ。奴はボケクラッシャーだ」と言っていたが、私から言わせてもらえばるこ嬢のボケクラッシャーっぷりに比べたらまだしもだと思う。彼女は手ごわい。こちらがいくらボケても、いくらネタで罵倒しても、そしていくらセクハラしても、スルーされるか素で返される。カゲロウさんのように「あんたバカだろ?」と氷のような声で言われるのも堪えるが、素で返されるのはもっと堪える。先日など私のセクハラのファイナルウェポンたる「ネコミミをプレゼント」をチャットで匂わせてもびくともしないばかりか自らがレイヤー気味であることを逆に暴露されてこちらがダメージを受けた。更に先日などはこれも私のお初の方へのボケ常套手段たる「年齢詐称」も素で返された。「まぁ私は今年で2○歳であるわけですが」といつものように数歳サバ読んだら「あっ、私も同い年ですー奇遇ですねー」とか返されていたたまれなくなった。まるで私が騙して年齢を聞きだしたみたいじゃないか、あれはわざとやっているのだろうか。だとしたら恐ろしい悪女だ。とにかくまき先生は、獣医者さん程度のボケクラッシャーっぷりでいちいちキレていては、るこさんと話したときに血管切れて倒れると思うので注意してもらいたいところだ。
まき先生とこのあいだMSNで話をしていたら、在坂さんの話になった。先生によると、在坂さんのMSNでの会話はそのほとんどが「そうですな」「無理ですな」で構成されているのだと言う。それはいくらなんでも大げさすぎるだろうだろうと私も話半分で聞いていたのだが、いざ注意して聞いてみるとこれがもう本当に「そうですな」「無理ですな」だった。こちらが数レスを使って力説して意見を求めたとしても「そうですな」「無理ですな」で終わる。かといって聞き流しているというわけでもなく、彼は「そうですな」「無理ですな」ですべてを語るのだ。とりあえず私としては数少ないメイプルカラーズ同志である在坂さんなので、いつかキャプテンのえろさについて熱く熱く語り合いたいと思っているのだが「そうですな」で終わりそうで怖くて言えないでいる。
なんだかここまで書いた文章を読み返して、文体どころか雰囲気すらぜんぜん模写できていないことに落胆した。まき先生の日記文章を真似るのは困難だ、きっと私もネギま! のキャラソングを今出てるのすべて揃える、くらいはしないと彼には追いつけないのだろう。追いつきたくない。
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20040724_2 今回の顛末
さて、事態はこれで収束したと思われますので、ここに自戒の意味も込めて今回のまとめを書きたいと思います。
まずは閲覧者の皆様、ご心配をお掛けして申し訳ございませんでした。メールやメールフォームでの励ましのお言葉、大変力になりました。本当にありがとうございます。
結果は下記に記しました通りですが、今回の発端や私がここまで強硬な態度を取った経緯等、すべてご説明させていただきます。そしてこれは本当に今更ではあるのですが、22日以降の雑記において「はむ」以外の名前を、すべて変更します。私に配慮が足りませんでした。関係者の方には無用のご迷惑をお掛けすることになってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
事の発端は、22日の2ちゃんねるネットウォッチ板でした。
該当スレ(現在は次スレが建っています)
こちらのスレでの「はむ」の発言です。800番以降をご覧にいただけばわかると思います。
問題のメッセンジャーログが消えていますので、関係者の名を伏せさせていただいた上で私の方でミラー致します。
問題のログ
このとき私は、Tさんが「はむ」とメッセンジャーでやりとりするくらい親しい関係であると信じ、仲違いの挙句に私にとばっちりをよこした(と信じていました)Tさんにこそ怒りました。
それが7月22日に更新した雑記です。
そしてそれがまったくの誤解であり、私の早とちりであったのは7月23日の一番最初の雑記に書いたとおりです。Tさんには大変に申し訳ないことをしました。
そして翌日、私はTさんとSさんから信じられない話を聞きました。
TさんSさんが参加しているサークルが、関西のコミコミというイベントに参加した際、「はむ」がブースに来たのだそうです。それだけなら驚くに値しませんが、なんとこの時、「はむ」は口汚く罵った挙句にTさんの顔を掴み、そのままガンをつけたというのです。
これにはさすがに私も驚愕し、そして恐ろしくなりました。なぜなら「はむ」は、夏コミで私の所属するサークルに来ることを明言していたらしいのです。そもそもの発端が、その日記を見たTさんとRさんがなんとか「はむ」を止めようとしたからなのです。
私が恐ろしいと思ったのは、「はむ」がコミケで問題を起こすことで、コミックマーケットというイベントそれ自体が無くなってしまうのではないかということでした。
確かに同日「はむ」からメールで「行かない」と言われましたが、主張のころころ変わる彼のこと、信用できるはずもありません。
もし「はむ」がコミケに来て、コミコミでそうしたように問題を起こしたら、そしてそれによってコミケそれ事態が消滅してしまうような事態になったら――
私が「起訴」という強行手段に訴えることを決意した、これが理由です。
その後の経緯は、23日の雑記その2に書きました通りです。
チャットで我が物顔で暴れまわる「はむ」に対し、私はメールで「起訴」を前提にした話し合いを申し込みました。彼がそれに応じず、相変わらずチャットでやりたい放題であるのを見て、私も頭に血が上ってしまいました。
思わず強硬な態度になってしまったのはお恥ずかしい限りです。
昨夜のチャットログ
とにかく、数時間するうちに私も若干頭が冷えまして。明日になれば「はむ」も多少は現状を理解するだろうと、その日は彼に対してメールを送ることを止めました。
ですが、朝起きて着信していた「はむ」からのメールを見て絶望しました。
今更内容を晒すことはしませんが、そこには「自分は精神的苦痛を受けた」「お前のやったことは威嚇行為だ」「プロバイダーに連絡する」等の言葉が並び、自分は被害者なのだというのが一貫した「はむ」の主張でした。
私はこれに酷く落胆し、もはや「はむ」とは話にならないという結論に達しました。
そして、昨夜教えられた「はむ」のお母様の携帯番号に連絡を取ったのです。
正直、教えられた携帯番号は怪しいものだと思っておりましたし、よしんば彼の親御さんに繋がったとしても一方的に非難されて終わるのではないかと内心ではビクビクしていました。番号非通知でかけたのはその表れだったかもしれません。
電話に出られたのは、年配の落ち着いた女性でした。「はむ」のお母様であることを確認し、私はまず本名を名乗って「はむ」とはインターネットで友人だったが些細なことでケンカをしたのだと伝えました。
恐らく事前に「はむ」から話があったのでしょう。最初はお母様もこちらをまったく信用していないご様子でした。無理も無いことだと思います。
ですがとにかくお話を聞いていただけるとのことなので、私は要約すると次のようなことをお伝えしました。
・自分はシステム開発業に従事しているが、趣味として自費出版で本を出している
・お子さんとは、その関係で知り合った
・最初は普通に交友があったが、些細なことでケンカをした(この辺はあえてぼかしました)
・自分は来月、東京で自費出版の即売会に出る予定だが、息子さんがそこに来て殴りつけてやる、という趣旨の日記をインターネットで書いている
・実際に自分の友人が、関西のイベントで息子さんに掴みかかられたことがある
(これを言うと、お母様は絶句なされていました)
・来月東京で開かれるイベントは数十万人規模のものであり、そこで同じような行為をすると間違いなく警察沙汰ということになってしまう
・私としては相手は学生さんだし、大事にはしたくない、そちらで責任を持って管理していただけないか
・具体的には8/15に息子さんを東京に来させないでほしい
どうも「はむ」から聞いた話との違いに戸惑ってらっしゃるようです。「はむ」がどのように伝えていたのかは詳しくは聞きませんでしたが、お母様は聞いた話と正反対だとおっしゃっていました。
無礼のないよう丁寧にお話したのが功を奏したのか、それともなにか思い当たる節があったのか。とにかくお母様は、8/15は東京には行かせないということを確約してくださいました。息子がご迷惑をお掛けして申し訳ない、とも。
私はひとまず連絡先として携帯番号と、身元の確認のために会社名と会社の電話番号をお伝えしました。実際ここで話がこじれるようだったら弁護士に相談するつもりだったのですが、お母様を信頼してお任せすることにしました。
お仕事中だったらしく、丁寧に詫びを入れてこちらから電話を切りました。
これで終わったのだと安堵するのも束の間、携帯に見慣れない着信番号。
よもや――と思い電話に出てみると、案の定、「はむ」でした。
もうこれ以上非難しても仕方がないですので、内容については詳しく触れません。ですが私は何度も彼を怒鳴りつけましたし、もし目の前にいたら間違いなく殴りつけたでしょう。常識や礼儀というものなどはどこ吹く風、どうしてあのお母様からこんな子が育つんだ――そんなお母様に失礼なことまで考えてしまいました。
いい加減話をするのも苦痛だったので、半ば強引に電話を切ります。私の携帯番号は「はむ」に伝えていないですから、お母様から伝わったのでしょう。私の勤め先の電話番号もお伝えしているので、とても不安です。
その後も2度ほど「はむ」から執拗に着信があり、1度は出たのですがもう完全に強引に切りました。なにしろ言っていることが支離滅裂で、おおよそまともな会話ができないのです。背筋が寒くなりました。
とにかく着信拒否に設定したのでもう「はむ」と話す機会はないでしょう。
ただ、気になることを言っていました。
最初の電話で「東京には行かない」と言ってみたり、「自分がコミケに行くのは勝手だ」と強弁してみたり。主張が二転三転して要領を得ないのでなんとも言えませんが、これはまずいと思い、気が引けたのですが再度お母様の携帯に連絡を入れさせていただきました。
事情を説明したときの、あのお母様のため息が悲しかったです。
とにかく、再三にわたって息子さんから電話があったこと、言っていることが要領をえず、混乱していること。そして東京に行くのは勝手だと言っていたことを告げ、再度念を押して「はむ」を東京に来させないことをお約束させていただきました。
お母様はもう可哀想なくらいに恐縮してしまわれ、責任を持って東京には行かせないこと、そのための旅費も与えないこと、等をお約束してくださいました。
それでも念の為、前日の8/14に再度こちらからお母様に連絡をとり、「はむ」が間違いなく家にいることを確認させていただくこともお約束しました。
他にもいろいろとお話をお聞きしたのですが、私はお母様に同情してしまいました。
信じられないようなことを平気でする家族、というのは私も人事ではなく、家にいる身体の悪い母のことが思い出され、いたたまれない気持ちになりました。
私はお仕事中立て続けにお電話した非礼を詫び、そのまま電話を切りました。
過去の日記や2ちゃんねるのウォッチスレで「はむ」自身がお母様のことをあしざまに言うのを見るにつけ、激しい怒りと憤りを感じずにはいられませんが、これは蛇足でした。
とにかく、この件に関してはお母様に免じて手打ちとさせていただきます。
サイトも「.oska.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp」指定でアクセス禁止にしました。同IPの方を巻き込むのを恐れて今まで躊躇しておりましたが、事ここに至っては致し方ありません。
今後一切、久慈光樹およびくじういんぐドットコムは「はむ」と関わることはしません。イベントに彼が来て無礼を働くようなことがない限りは。もしそれをやった場合は、今度こそ躊躇いなく「起訴」ということになると思います。もっとも、そんな事態になろうものなら現行犯でしょうが。
最後にお詫びとお礼を。
Tさん、Rさん、Sさん。暖かい応援を送ってくださった数多くの方々、冷静な目を向けてくださった某スレの方々、そしてなにより、心配し叱ってもくださったお知り合いの方々、本当にありがとうございました。そして愚行をお許しください。
今後は、よりよい人間関係が構築できることを願って。
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20040724 とりあえず、速報として
「はむ」のお母様とお電話でお話をしました。
案の定、「はむ」にとって都合のいい部分しか伝わっていませんでした。「インターネットの知り合いが実家に押しかけると言っている」って、わたしゃ押しかけ厨かっ!
最初は誤解を解くのに大変でしたが、事情を説明するとわかっていただけました。
「はむ」のお母様は、大変よい方でした。あのお母様に育てられて、どうやったら「はむ」になるのか不思議でしかたがありません。
とにかく、8月15日は東京には行かせないという確約と、以後もなにかあったら連絡を欲しいというお言葉をいただきました。ありがたいことです。
本当はもっと強硬な手段に訴えるつもりでしたが、今回はお母様を信用することにします。詳しいことはまた夜に書きますが、起訴とかそういった話は今回は無しです。コミケにも出ます。
その後、なんか「はむ」本人から携帯に電話がありました。
お母様に私の連絡先と会社名と会社の電話番号までお教えしてあるので、それを聞きだしたのでしょう。
内容に関しては口にしたくもありません。ネット上での「はむ」そのものであった、とだけ記しておきます。
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20040723_10 今度こそこれで最後です
以降、「はむ」からメールが来たとしても明日に回します。
久慈のメール
少し落ち着いたようですね。
はっきり言って先ほどまでの貴方は、良く言って発狂している状態でした。落ち着いてくださったようでなによりです。
ですが残念ながら、私は貴方のように一時の熱にうかされて事を起こしているわけではないのですよ。
お教えいただいた電話番号、明日にでも携帯会社に確認を取った上、ご両親であることが確認できましたらお電話させていただきます。
貴方はまたいつものように逃げて終わると思っているのかもしれないが、そうそういつも都合のいいように事が運ぶと思うな。
それと、チャットでの件はもう呆れて何も言えません。
応援してくださる方がいらっしゃる反面、私を非難する声があるのは当然のことで、これを封殺するつもりは毛頭ありません。ですがもうちょっと、私が反論する気になる釣りをしてください。見ていてあまりにも情けないです。
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20040723_9 はいはい続き続き
はむのメール
お望みどおり、母を出しましょう。どうぞお話下さい。気の済むまで
XXX-XXX-XXXX(※携帯のアドレスが書いてありました)
久慈のメール
はい、ありがとう。
ですけれども悲しいかな、まったくもって信用できないのですよ、この電話番号自体がね。
参りました、私もこんな笑える自体(教えられた番号が信用できない)になるとは思ってもいませんでしたよ。
どちらにせよ、このような時間に親御さんにお電話するのは非常識です。
明日、こちらの番号をよく調べさせていただいた後に、お電話させていただきますよ。
親御さんにはそうお伝えください。
私は貴方のことが大嫌いですし、できうることならこの手で殴り飛ばして差し上げたいと思っています。
ですが、貴方の親御さんには何の恨みもありませんし、むしろアホな息子のことでご迷惑をかける行為に恐縮しているのです。このような時間帯に電話をしろ、とは、貴方はもう少し常識を学ぶべきですね。
どちらにせよすべては明日です。
もしも万が一、こちらの番号がデタラメであった場合。
私がかけるのはこの携帯番号ではなく、弁護士事務所の電話番号です。そのあたりを肝に銘じておいてください。
メールフォームで応援してくださった冬吹さん、ありがとうございます。
頑張りますね。
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20040723_8 続きです
はむのメール
おう、じゃあ親に大阪駅まで来てもらうわ。俺もスーツ決めていくし、そっちも実家まで出向くのはしんどいやろ? つーか出向かれても困るねんな。駅が一個しかないから。野宿せなあかんぞお前。
はむのメール
ま、仕方ないから言いましょうかね。
礼儀正しくいらっしゃるのは構いません。アポもとっていただくのもかまいません。
ですが、これでも二十歳なもんで。そちらがいくらアポ言ってもうちが先に話させてもらいますので
久慈のメール
とりあえず訳のわからないタワゴトメールは後で雑記に上げておきます。
その前に、雑記に方針を書いたので見るといいでしょう。
あなたのように、その場で短絡的に考えているのとは違うんです。今日一日、それこそ仕事が手につかないくらい考えました。会社の上司に相談したりもしました(法律関連を)。
いいですか? 何度でも言います。事は既に貴方が考えているような薄っぺらい事態ではないのです。
明言します、私は貴方と話し合いをするつもりなどございません。
本当でしたら今日一晩は私も落ち着いて考え、話し合いの道も残すつもりではありました、ですがろくに考えもしない短慮に及んだのは、果たしてどちらでしたでしょうか?
ご自分が今晩なさった行動を、もう一度最初からよく思い起こしなさい。
はむのメール
ですが、実際に裁判となりますと、そちらが出向かれるのはどうでしょう? こちら
も弁護士を立てての話をさせていただきたいのでアポは弁護士と相談してから後に。
とりあえず起訴手続きだけ済ましておいてくださいな。
はむのメール
とりあえず、あなたが私と話すつもりがないのなら、私の意志は弁護士を通じて伝えさせていただくのが現実的でしょう。
久慈のメール
そう思われるのなら、弁護士からメールを寄こしなさい。
現時点で私が話をしているのは貴方であり、私もまだ起訴を確定しているわけではありません。
貴方の親御さんをと示談しようと考えているのです。
弁護士を通せ、と漫画のようなことを言うのなら、実際に弁護士から私に連絡を寄こすようにしなさい。
私のメールアドレスは知っているはずです。
なんだかもう、書いていて頭が痛いです。
貴方は自分がいま何を口走っているのか理解していますか? していないんしょうね、だからこそ、貴方とは話ができないと言っているのです。
はむのメール
(私のメールの全文引用)
なにか誤解されていますが申し上げます。明日にでも弁護士と相談します。それに一つだけ、これだけは譲れない一線があります。
見世物にしないでください。迷惑です。ひとまず雑記に二度と掲載しないのならそちらとも話をしましょう。あと、話をするのは親だけなどと駄々をこねるのは止めなさい。今後、そちらに不用意な態度を示された場合、ソレ相応の対応を考えますので。
久慈のメール
見世物にするな、とは、雑記に経緯を書くなということですか?
であればお断りいたします。
私も自サイトにいらしてくださっている閲覧者の方々への責任というものがあります。
それに、見世物と言いますが、貴方は十分にチャットで晒し者になっており、それは誰に強制されたわけでもなくご自身でなさったことでしょう? この上、メールの内容を雑記に書かれたくないとはどういう了見なのでしょうか?
私としては、チャットとはいえ自サイトのコンテンツを蹂躙されたわけですからこのまま済ますつもりは毛頭ございません。
以後、雑記に転載されたくないのなら返信は必要ありません。
その場合、雑記にまとめとして書いたような展開になると思っていただいて結構です。
最後になるかもしれないので、老婆心ながら。
弁護士に相談なさるとの事ですが、貴方はいったいどのような理由を持って相談なされるおつもりですか?
暴言を吐いて荒らしまわったサイトの管理人から法廷に持ち込まれそうだから何とかしてくれ、まさか弁護士さんにそう言うつもりなんですか?
あと、相談費用としては30分2万円が相場、というのはまぁ嫌味で言うのですが、それもいいでしょう。私はしっかりと下調べをした上で、「起訴」という言葉を出したのです。民事とはいえ法廷闘争が数十万円の世界であることは、十分に覚悟の上なのですけれども。
思いつきで物を言われるのはもうたくさんです。
私が納得のできる対応をお待ちしています。
メールで応援してくださったtsuboさん。
メールフォームで応援してくださった御魚さん。
メールで応援してくださった空手さん。
本当に本当にありがとうございます。アジテーションを意図しているわけではありませんが、応援していただくとそれだけで力が出ます。メール下さった方には、今は簡易的なお礼しか返信できませんが、いずれ落ち着いたら改めまして。
あと、コミケはもう半分以上諦めていますが、サイトを閉鎖するつもりなどは毛頭ありません。御魚さん、ご心配いただきましてありがとうございます。
餓鬼くさい言い草ではありますが、どうして私は悪くないのに5年近く続いたサイトを閉鎖せねばならないのか。そのような理不尽は到底許容することはできません。
そしてまた、「はむ」に対してはもう妥協はしません。友人に迷惑がかかるから――なんてのもいいわけです、私がもう我慢の限界なんです。絶対に、絶対に、許さない。
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20040723_7 ここらで一旦、方針のまとめ
ちょっといろんなところで情報が錯綜しているので、ここら辺で基本方針をまとめたいと思います。
まず初めに、起訴うんぬんは思いつきではありません。
今日一日ではありますが、朝からじっくりと考えて、もうこれしか他に手はないだろうという結論に達しました。
基本的な方針としては、まず「はむ」の親御さんに直接お会いしてみようと思います。
親御さんにご迷惑をお掛けするのは本位ではありませんが、さりとて事ここに至ってはそれしか手がありません。親御さんに直接お会いして、事の顛末を資料付きですべてご説明してこようと思います。
私からの要求は一つ、今後二度と私の前に現れない(オンラインオフライン問わず)という証書と拇印です。
彼個人の電話番号は教えてもらいましたので、最悪の場合は弁護士さんにお願いして住所を提出させようと思っています。その場合は私も身の危険がありますので、関西の「はむ」宅まで弁護士さんにご同行願うつもりです。
親御さんに事情を説明し、証書に拇印がいただけない場合。
残念ながら、事は法廷ということになります。
この時点で私が夏コミに行くという選択肢は無くなります。私もいい大人である以上、これだけの騒ぎを起こしてしまってはコミケになど顔を出すことはできませんから。私なりのそれがケジメです。
正直に書くと、民事でも起訴できるかどうかは五分五分くらいだと思っています。詳しくは弁護士さんに相談してみないと何とも言えませんが、一度も顔をあわせたことはないとはいえ、彼とオンラインで会話をしたことがある、という時点でストーカーとは認定されない公算が大きいです。その場合は弁護士さんと相談して次の策を考えることになるでしょう。
ですがそれでも、私は彼を許すことができません。
彼の親御さんが、まともな方であることを願うばかりです。
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20040723_6 まだまだいくよー!
いやもう行きたくないんですが……
はむのメール
訴えるなら起訴手続きするのが先じゃないんですか?
久慈の対応
放置
はむのメール
こういう人生に関わる大事なことをメールなんて軽々しい手段でやるな。電話でや
る。
XXX-XXX-XXXX(※携帯のアドレスが書いてありました)
晒したら逆訴訟や。
久慈のメール
貴方の携帯番号など私は必要としておりません。
私はあなたの実家の連絡先を教えろと要求しているのです。
貴方とは会話になるとは思っていません。20歳以上を主張なさるのなら、それ相応の対応をしなさい。
親御さん意外と話すつもりありませんので。
貴方のような子供と話しても埒が明かないと思いますよ。
はむのメール
わかったわ。親を出したる。携帯でそうやな、明日実家にかえってそこで電話したる
わ。親の前でな。
久慈のメール
お断りします。
貴方と話になるとは思っていないと、再三申し上げているはずです。日本語読んでください。
ご心配なさらなくとも、私からご両親にはご説明さしあげます。電話では失礼ですから、アポだけ取らせていただいて実際にお伺いしますよ。資
料もたくさん持ってね。
私はこれでも営業方面でもお仕事していますので、きちんとスーツで、名刺も持参してお伺いします。失礼のないようにね。
貴方には非は無いのでしょう? でしたらもっと堂々としてください。
見ていて哀れになってきてしまいます。
えと、メールで応援してくださったTさん。本当にありがとうございます。
久慈はこれでも冷静なつもりです。頑張ります。
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20040723_5 今日はこれで最後でしょうか。
「はむ」よりメールが来たので、返信しました。
はむのメール
そっちこそ冷静になるべきじゃないのかね。今のオタクは血が上っていてまともに会
話ができないし、まともな判断状況にないだろう。寝ろって言うのならそっちも寝
ろ。俺も寝るわ。今日は試験で疲れたし、ちょうどいいか。
久慈光樹のメール
未だに状況が理解できたいないご様子、再度まとめましょう。
私から要求することはただ一点、あなたが夏コミに押しかけてきて私だけではなく私の友人たちに迷惑がかかることを避けたいという点です。
ですが「もう夏コミには行かない」と貴方が言ったとして、私は貴方の言葉を一切信用することができません。
私としては、確証が欲しいのです。貴方がもう夏コミに絶対に来れないという確証が。
それに一番いいのは、貴方の親御さんに事情をすべて話し、当日貴方を監視してもらうことだと思いました。
それ以外になにか私を納得させられる方法があるのなら、チャットなどではなくメールで提案しなさい。
もしそれも嫌だというのなら、仕方がありません。
私は貴方を訴え、裁判所に法的根拠を持って貴方の行動を束縛してもらうより他にありません。
これは脅しで言いますが、貴方にあまり勝ち目はないと思います。
民事裁判というのは、カプコンの逆転裁判みたいなカッコいい物ではありません。ほとんどが書類の段階でケリがついていしまいます。私は貴方に不利になるログをもう数え切れないくらい所持していますが、私が自分に不利になるような発言を今までしましたか?
私が過去した馬鹿だとか死ねだとかの発言は確かにアホですが、それは法的根拠にはならないと思います。対して、貴方は私が知る限りでも数度、恐喝まがいの発言をされていますね?
冷静に考えなさい。
そして親御さんの連絡先を教えること。必要ならこの土日で私がそちらの家に伺って、直接親御さんと話をつけます。
親御さんにご迷惑をお掛けするのは本望ではありませんが、既にそういう段階なのだということを自覚してください。
なんだかどんどん冷静になってきたというか、ぶっちゃけ冷めてきたのですが。
でも必要とあれば本当に訴えます。イベントで私の大切な友人に迷惑がかかるくらいなら、弁護士料くらいは出すよ。
勝訴すれば、法定費用は被告持ちだしね。
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20040723_4 どうにも埒があかないので
こちらから「はむ」にメールしました。
しかも2通。
一通目
ダメだ、貴様と話してるとマジギレしてしまうわ。
正直こちらも、裁判は弁護士費用が膨大なので困る。でも貴様はもうシャレで済まされる範疇を超えた。こちらとしても引く道はないんだよ。
言いたいことはチャットではなく、サイトかメールで言え。
少しだけ聞く耳を持ってやる。
二通目
閉鎖チャットだけではなく、チャット全般での話し合いには応じません。
貴方も物書きの端くれなら、その場限りの言葉ではなく十分に推敲した文章で勝負なさい。
はっきり申し上げますと、見るに耐えません。
ショックであるのは十分に伝わりましたので、今日は一度寝て、明日冷静になって考えなさい。
月曜日には内容証明郵便と、弁護士さんの手配をしますので、それまでに何らかのリアクションを取ることをお勧めします。
あえて裁判で勝負をするというのなら止めはしませんが、起訴される側に弁護人がつかない、もしくは法廷欠席の場合は満額の賠償命令が出るの
が法廷の常であるようです。よく考えなさい。
「はむ」からメールが来たらまた掲載します。
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20040723_3 どうも人間と会話してる気がしない
「はむ」からメールが来ました。
しかも2通。
一通目
一度裸になれ。その後、座禅を組んでみろ
二通目
裸になれば恐れるものはあるまい。まぁ、あと自衛のためを思うなら、
行かないと言ってる相手を挑発しないことだね。
あー……
とりあえず内容証明郵便を送るのは月曜日になる(郵便局は土日やってない)ので、それまでに結論出してください。
起訴か、それとも親御さんの連絡先を教えるか。
この2択しかありません。
私も弁護士費用で赤字になりたくないので、できれば後者を選んで欲しいのですがどうしたものだろう。
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20040723_2 本気です、残念ながら
さて、まずは謝罪から。
Tさん、昨夜は私の勘違いと短慮から、大変失礼な言葉を投げてしまいました。申し訳ございませんでした。事情を知らなかったとはいえ彼には結果的に恩を仇で返すような形になってしまいました。昨夜の雑記は戒めのためアンカーを切って晒しておきます。
今回の件について、事情を書きたいと思います。
まずは昨夜、ヲチスレを読んだ後からです。
私が読んで頭にきたのは、むしろTさんに対してでした。彼がメールを送ったのか否かは問題ではなく(どうやら違うらしいですが)、互いに承認が必要なメッセンジャーで「はむ」と会話をし、そこで私の話題を出し、あまつさえそれを「はむ」本人の手でヲチスレに晒される、という醜態についてでした。
「はむ」はもう、ああいう生物です、私たち一般的な思考の持ち主からすれば常に予想の斜め上を行くかのごとし言動です。これはもう自然災害みたいなもので、関わらなければいいだけの話、それにわざわざメッセンジャーなどという親密さを感じさせるツールで関わるなど、物好きなことだと思いました。
私に系が及ばないのならばそれで終わりです、ところがメッセのログを見ればわかる通り、仲違いした挙句にまったく関係のない私に誤爆。「はむ」に名を呼ばれることも嫌なら、ヲチ板などに名前を出されるのはもっと嫌、これはもう頭にきたぞ、というわけで、これが昨日の雑記の経緯です。
深夜に雑記について「はむ」の書き込みがあり、もはや読むことなく削除したりしましたが余談。
私は最初、Tさんは「はむ」とメッセンジャーで1対1で話をするほどには親密な仲なのだと思い、だからこそ喧嘩するのは勝手だが関係の無いこちらに火の粉を飛ばすなと怒りました。
ですが、事情が違ったのです。
今日、メールが2通来ました。
一通はTさんの所属する同人サークルのリーダーであるSさんから、そしてもう一通は「はむ」からでした。
「はむ」からのメールなど読みたくもなかったので、初めにSさんからのメールを読みました。
そのメールには、次のようなことが書かれていました。
・プライベートに設定されている「はむ」の日記に、夏コミで久慈光樹の所属するサークルブースに突撃するという趣旨が書かれていた
・それを見て驚いたRさんが、「はむ」にメールをして止めようとした
・メールでは埒があかず途方に暮れていたところ、「はむ」からメッセンジャーで呼びかけがあった
・まさかいきなりアバレはしないだろうと登録したところ、第一声目がログの一行目
・Tさんとのやり取りのログは、その後の話
愕然としました。
もしこれが本当なら、むしろTさんは私を庇ってくれた挙句に「はむ」に言いがかりをつけられた、ということになります。私の認識とはまったく逆の事態ではありませんか。
そして私は慌てて、「はむ」からのメールを読みました。
ご本人様が「雑記に転載自由」と明記していますので、お言葉に甘えて全文転載しましょうか。
前略、お忙しい中失礼いたします。はむと申します。
さて、堅苦しい言葉は抜きにして本題に入ろう。もう俺は東京に行かない。行っても
不愉快になるだけだからね。だから安心して夏コミを楽しみなさい。一時はあんたと
直に会ってその性根を叩きなおしてやろうかと思っていたが、もう手遅れだろ。何
やっても珍獣扱いして見下して、自分の都合のいいように雑記を編集して煽って俺を
貶め、さんざん迷惑をこうむって怒り爆発だったんだ今日まではね。でも、正当な文
句を雑記に書き込んだのに消されてもう呆れてしまってねぇ。自分に都合の悪いこと
はもみ消すその態度に、「こいつはもう何をしても無駄だ」って悟ったんだ。しかも
それは一度や二度の話じゃないしな。よかったね、本当だったらRの奴みたい
に殴り飛ばしてるんだが殴られなくて済むんだから喜べ。ま、せいぜいそうやって人
を嘲笑って人を見下して生きていけや。
ああそうそう、いいよ、雑記でメールを晒して笑いものにしてもさ。あんたソレが大
好きなんだろ? いいぜ、もう好きにしろよ。俺は何も言わない。アンタには何言っ
ても無駄だって悟ったからね。
……反吐が出そうです。
もはや疑う余地もないでしょう。Sさんが、Tさんこそが正しかったのです。私は勘違いして彼に大変な失礼を働いてしまいました。
すぐさまお詫びのメールをお送りし、Sさんにお願いしてチャットで顔を合わす機会も作っていただきました。そこでもう平謝りに謝って、快く許していただきました。よかった……
ちなみにRさんが「はむ」に殴られた、という事実はまったくないそうです。失笑モノですね。
さて、問題は「はむ」です。
メールにコミケには行かないみたいなことを書いていますが、信用などできるはずもないことは今までの経験から身に染みています。だいたいから「呆れ果てた」「お前などもうどうでもいい」と言われたのはこれでもう10回目くらいなんですが?
これが家に押しかけてやる、とかなら、話は単純です。警察に電話しておしまい。ですがことイベントともなると、そういうわけにもいきません。そんなことをすればコミケそれ自体が永久に無くなってしまいます。
はっきり言いますと、これでも私は現時点でブチギレ寸前なのです。適うことなら、この手で殴り倒してやりたいです。ですが私は「はむ」と違って、もし何か問題を起こしたら失う物が多すぎます。東京の出向先で休日に学生と乱闘して警察沙汰、とか真面目にお断りなのです。
一番の解決策は、私がコミケに出ないことでしょう。ですがこの日のために何ヶ月も準備して、新刊のために何十万と支払って、肝心の当日に休まねばならないというのも口惜しすぎます。
案としてはこの4通りでしょう。
案1
久慈がコミケに出ない
案2
「はむ」と互いに納得するまで話し合う
案3
「はむ」の接続プロバイダ(インフォシーク)と京都府警ハイテク捜査課に連絡して、しかるべき処置を取ってもらう
案4
親御さんに連絡してしかるべき処置を取ってもらう
案4などは非常に魅力的なのですが、現実問題としてどうやって連絡をとるかという問題があります。メールヘッダーのIPや汎用JPドメインの登録情報等から何とかなりそうな気もしますが。
案3も魅力的なのですが、いかんせんそこまで大事にしたくないというのが正直なところです。私は甘いでしょうか?
ここはやはり、案1、案2しかないのです。案1はあまりに無念、さりとて案2はほぼ絶望的だと思われますが、これしかもう手段は無いのでしょう。
「はむ」に以下の内容でメールを送りました。
久慈光樹です。はっきり申しまして、貴方には毎回驚かされます、悪い意味で。
わかりました、脅迫に屈しましょう。貴方とはもう二度と話をすることなどないと思っていましたが、こういうテロル的手段に訴えられてはそうも言っていられません。自衛のために話し合いの機会を持ちましょう。
ただし、条件があります。
メッセンジャー、もしくは閉鎖チャットでの話し合いには応じるつもりは当方まったくありません。貴方もまだ汎用JPのサイト領域が残っているはず、そこに意見をアップするなりしてください。もしメールでやるというのなら、そのやりとりはすべて私のサイトに掲載します。(このメールもサイトに掲載していますし、今までの経緯もまとめました)
はっきり申し上げまして、私もいい加減頭に血が上っており、1対1だとどのような暴言を吐いてしまうか自分にまったく自信が持てません。ギャラリーを置いて冷静さを保ちたいと思います。公開の話し合いはそういう意図があってのことです。
こういうことはあまり書きたくはないのですが。
もし話し合いに応じないということであれば、こちらとしても非常の手段をとらざるをえません。貴方が物理的なストーキング行為を示唆している以上、警察にネットストーカーによる脅迫被害として正式に届けを出します。具体的にはまず弁護士さんに相談することになると思いますが。(刑事は無理でも民事に訴えるため)。幸いにも証拠として提出するログには事欠きませんので、どうにかなると踏んでいます。
私も自分の身が可愛いので、自衛のためにはそうせざるをえません。
ご返答、お待ちしております。
もう少し書きます。
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20040723 寝耳に水
Tさん、貴方が何をしようと勝手ですし、自らの行動で貴方がどのような不利益を被ろうとそれは貴方の自業自得、私の関知するところではありません。
ですが火を焚くのなら消火用の水を用意しておくべきですし、それによって火事になるとしても焼け死ぬのはご自分お一人になさるべきでしょう。どうぞ私を巻き込まないでください。
いろいろと言いたいことは山ほどありますが、私は非常に不愉快な思いをした、とだけ意思表示しておきます。
参考
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20040718 うわはははははっ!
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=4316
私を笑い死にさせるつもりかっ!
だめだ、何度見ても笑える。3枚目の隣のわんこはなぜあんなに冷めた目で見ていますか?
わんこもカワイイなぁ。
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20040711 かのんSS-Linksさん更新停止に関する所感
この界隈の方にしてみれば、なにをいまさら的な話題で恐縮ではあるのですが。
かのんSS-Linksさんが更新停止ということです。
思えば私がKanonの二次創作小説なるものを書き始めてからはや4年半。いろいろなサイトさんが現れては消え、今では古いサイトさんはだいぶ少なくなってしまいました。寂寥の念がよぎります。
かのんSS-Linksさんの前身であるおねSS-Linksさんと出会ってから、紆余曲折あって私はKanonSSを書き始めました。私の初SSが1999年の10月ですから、同年6月開設のかのんSS-Linksさんとは、限りなく一方的ながらも連帯感みたいなものが感じられていただけに、今回の更新停止は非常に残念です。
これは言うまでもないことなので書くかどうか少し迷いましたが、一応は記しておきましょう。
いたちんさん、いままでお疲れ様でした。
今にして思えば、かのんSS-Links管理人であらせられるところのいたちんさんは、理想のリンクサイト管理人であったように思います。決して自分は表に出ず「縁の下の力持ち」を地で行く、素晴らしい管理人さんでした。
リンクサイトの管理人という立場は、とても微妙なものであると思います。リンクサイトというものは、非常に公共性の高いサイトであり、ましてやそのジャンルのコミュニティの頂点に立つと言っても過言ではないであろうかのんSS-Linksさんともなれば尚更に。
正真正銘の個人サイトであるにも関わらず、公共的な立場を共用されるサイト。それがリンクサイトという物なのだと思います。
サービスの提供者に対し利用者が要求という権利を行使できるのは、提供者がサービスの代償として利用者からなんらかの見返り(例えば金銭)を求めているがこそです。
もっとわかりやすく言うのなら、私などが「田中芳樹は歴史小説はいいから、もっとわかりやすいエンターテイメント作品を書け」と要求できるのは、私が彼の著書をお金を出して買っているからこそ、というわけです。いわば金銭を見返りとして、要求する権利を得ている。
翻って、かのんSS-Linksさんはどうでしょうか。
あそこはいたちんさんの個人サイトです。我々は彼から一方的に利便を享受する身、果たして彼に要求をつきつける権利があるのでしょうか?
要求と意見は違います。それがWebといういわば公共の場に晒されている以上、いかにかのんSS-Linksさんであっても、批判の類を受ける義務があります。使いづらい、更新が遅い、等の批判はあって当然ですし、いくらいたちんさんに恩があるからといって第三者がそれらの批判を封殺しようとするのは間違っていると思います。お門違いも甚だしい。
ですが、だからといって「更新が遅い、早く更新しろ」という『要求』をする権利が閲覧者にあるかというと、これはそんなことはない。いたちんさんに対し、彼の個人サイトに対し、要求をつきつける権利は何人も持ちえないのです。ましてや、その要求が容れられなかったからといって彼を批判するがごとくは愚の骨頂、あなたはなにを勘違いされているのかと第三者ながら叫びたくなってしまいます。
自分で書いていてわかります。上記の意見は矛盾している。
「更新が遅い(から早く更新しろ)」という『批判』は良くて、「更新が遅いから更新しろ」という『要求』は悪い。こんなのはただの言葉遊びです、甚だしく矛盾した、論ずるに足らぬ論法だと私自身ですら思ってしまいます。
結局のところ、そういうことなのでしょう。リンクサイトというものは、更新が早ければ早いほどいいし、使いやすい方がいいに決まっている。閲覧者は更新速度や便利さを重視し、かのんSS-Linksさんのような最高の環境にひとたび慣れてしまうと少しでもそれらが滞ることに我慢ができなくなる。これはもう良い悪いの問題ではなく、どうしようもないことなのでしょう。リンクサイトの宿命と言えるかもしれません。
だからこそ、リンクサイトの管理人は表に出るべきではないのだと思います。
人間は感情の生き物です。どんなに聖人君子然とした態度を貫いても、「あいつの態度が気に食わない」「彼の言動が気に障る」と感じてしまう人は少なからず出る。ただでさえ批判と要求に晒されやすいリンクサイトのこと、この上管理人の言動にまで口を出されては立ち行かなくなってしまいます。リンクサイトというものが批判と要求を受けやすいものであるのならば、せめて管理人としての人格を表に出して無用の批判を受けるべきではないのではないか、そんなことを私は最近思っています。
私のように自分の意見や考えというものを表に出したがるような者は、最初からリンクサイトなど運営すべきではないのでしょう。なにより自分が辛い思いをするのですから。
まぁ難しい話は置き、先ほども書いたとおり、人間は感情の生き物です。あれだけの巨大サイトを運営しているいたちんさんに、掲示板やらなんやらで過度の要求を突きつけるという行為は、見ていて非常に不愉快であるわけですよ。
リンクが主コンテンツのサイトの、たかが掲示板で、利用規約がないのが悪いと逆ギレしてみたり、傍から見れば気がふれているのではないかと疑うような行為を延々と繰り返してみたりね。捜索、自薦感想関連のスレッドにしてみたところでそうです、他者のサイトであることを忘れ、平気で自サイトのトラブルを持ち込んでみたり、お前本当にそんなSSが読みたいのかよとツッコミを入れたいような捜索依頼を連発してみたりとかね。もうやりたい放題、見ていてもう不愉快を通り越して滑稽ですよ。なにを考えているのか。
ただね、私はいたちんさんが好きです。彼は表に出ない方ですからろくにお話などしたこともないですが、サイトを見れば彼の誠実さは本当によくわかる。だからこそ、私はいたちんさんが大好きです。だから、私も私情を挟んでバリバリ感情的になっているんですよ。
ここで私が、更に言を進めていたちんさんを過剰に擁護したとする。私の主観で相手を「悪」と断じて、サイトや掲示板などで断罪したとする。
無論、私からすればそれは正当な行為ですよ。主観で物を言うというのはそういうことで、相手が悪いと信じて疑っていないわけですから、そんな私からしてみれば相手は批判されて当然なわけです。
そしてこれは主観でしかありませんが、恐らく私と同じ考えの人は多いでしょう。今現在のかのんSS-Linksさんは普通に考えてマトモとは言い難い状態ですからね。それにKanonでSSを書いたり読んだりしている者であれば、多かれ少なかれいたちんさんのかのんSS-Linksには世話になっているわけです。誠実ないたちんさんと、彼のサイトに寄生して我が物顔で荒らしまわるアホタレどもを比べて、後者を擁護しようと者はそう多くはないでしょうよ。
でもね、一歩引いてそれを見ている人にとっては、その状態ってとても気持ちが悪いのですよ。
大多数が一方を擁護し、反対意見など利敵行為とばかりによってたかって叩きのめす。ファシズム、とまでは言いませんが、これってとっても気持ちの悪い状況です。
かく言う私もね、それに気付いたのはつい最近なんです。まったく別のコミュニティで、まったく同じような状況になっているのを見て、気持ちが悪くなったんです。
管理人さんが完全無欠の善で、それに楯突くのは完全無欠の悪。少しでも管理人さんを非難するかのごとし言は、すべて楯突いた者たちの一派の発言である、てな感じでね。もう見ていて薄ら寒くなりました。人間てのはこうも厚顔無恥になれるものなのだ、とね。
そしてふと自らを省みて、なんだ私のやっていることは彼らとまったく同じじゃないか、と思ったわけです。
現状のかのんSS-Linksさんもそうですし、つい最近も私の身近で火事がおきましたね。それらに対する私の言動、考え、態度、それらを鑑みるに、気持ちが悪くなってしまったのですよ、自分自身でね。
人のフリ見てなんとやら。チャック全開で皆に笑われぬよう、私もこの件に関しては口をつぐむとしましょうか。
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