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20040425 もうだめぽ






            -―- .
       '       ゝ
       i  /ノノリ)))) 〉      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       l_ ,イl ( | | l|       |
        /l'´ !ト '' lフ/|     < だよもん
        レll|i !K´ヽj> l|     |
      ノリ/l| ,`.卯〉リ       \_____
       ((./(.ノ' 〉 :il| i
       く / く. :il| |
      〈{_ァノ' / `´ ゙!ヘ
          ヽ/  !_ゝ'
         l ̄l !
.           l  ! .l
         /  ' l
          ,' / ! l
.         /`7 .!__l
        〈` ヘ. ! i
          ヽ. _) !ー'´ ヽ
            ̄ ̄ 

 


            -―- .
       '       ゝ
       i  /ノノリ)))) 〉      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       l_ ,イl ( | | l|       |
        /l'´ !ト '' lフ/|     <  雅さん顔面が激痛なんて心配だよー
        レll|i !K´ヽj> l|     |
      ノリ/l| ,`.卯〉リ       \______________
       ((./(.ノ' 〉 :il| i
       く / く. :il| |
      〈{_ァノ' / `´ ゙!ヘ
          ヽ/  !_ゝ'
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          ヽ. _) !ー'´ ヽ
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             , -‐- 、
        rr‐n―n    ヽn カッ!
   カッ!   !レ介ヽjjノノ)ノ)))〉! _|ヽ/V
          〈l |〉i i'_[ [i. !il _ヽ 
            ! !ト゚ (フ/!| > むしろ原稿のことが心配だよ!
            | | |'{ァ゙ド} !|  7
           | l l、i ! | !l  ´l/|/Vヽ
            l l | 〉‐^f、!|
             リノノ/,   ! ヽ
               く/ ,  ! i >
              `ーr‐rr'
                  ,! !|
             / / !
               / /i !
             ( 〈 ,! !
            ヽ. )!_ノ 

 

 

 



        」V     l /l 〉‐^f、!|   _|ヽ/V
.     ―― > ∧  / .:/,   ! ヽ   _ヽ
  ____ )  | il/   く/  | i >  > ちゃんと本がでるのか心配だよ!
       ―― | i|__f/ `ーr‐rr'    7
     __   |ハ! __  ,! !|     ´l/|/Vヽ
       ―――――
    じゃきーん!!

.     l /l 〉‐^fヽ!| ―‐ し1 ―     _|ヽ/V
 ∧  / .:/,   ! ヽヽ. ∧ └, __  _ヽ
 | il/   く/  | i > ヽ| il  <      > ちゃんと書いてるか心配だよ!
 | i|___f/`ーr‐rrへ.!_| i| ――      7
 |ハ!      ,! !|.    |ハ!  ̄ ̄ ̄    ´l/|/Vヽ
        / / !  ――――  じゃきーんっ!! 


 

 


             , -‐- 、
        rr‐n―n    ヽn
         !レ介ヽjjノノ)ノ)))〉!  _|ヽ/V
          〈l |〉i i'_[ [i. !il   ._ヽ  それ以前に
            ! !ト゚ (フ/!| ゚。 > 書く気があるのかがいちばん心配だよ!!!
            | | |'{ァ゙ド} !|。  7 
           | l l、i ! | !l   ´l/|/Vヽ
             l /l 〉‐^fヽ!|
      ∧  / .:/,   ! ヽヽ. ∧
、       | il/   く/  | i > ヽ| il
 ヽ     | i|___f/`ーr‐rrへ.!_| i| ⌒ヽ
.  ,.'⌒〃|ハ!      ,! !|  _ .|ハ!   , '⌒
⌒ヽ ,. -‐! !、⌒ , '´ / / ! ´  `! !ヽ /
       | |  '⌒ / /i !'⌒ '´! ! ⌒
  ⌒ヽ-┘└-'´〃( 〈 ,! !^ヽ-┘└-'´
    ⌒      ⌒ヽ      , '´ ̄
 __ロロ __ロロ __ロロ __ロロ __ロロ
 l_ |   l_ |   l_ |   l_ |   l_ |
  _| |    _| |    _| |    _| |    _| |
 |___|   |___|   |___|   |___|   |___| 




 

 


            ┼
          キラッ
         ;
        ;i
          |l
.         |.!
        l !
.       | |
.         l. |
       l !    -‐-
.   ,.'⌒〃! ! -‐'
 ⌒ヽ ,. -‐! !、⌒ , '´  _|ヽ/V
        | |  ⌒  _ ヽ
   ⌒ヽ-┘└-'´   > いつだって雅さんのことが心配だよー!!
  | ̄|ロロ    ⌒    7
  |  |_  __  _   ´l/|/Vヽ
  l   _| l__l. / /
  |  |   ___/ / ロロ 7
  |_|   |__/  /_/


20040417 【呪い】富士の樹海に呪いの文字が!【恐怖】




http://kuji-wing.com/sonota/noroi.jpg



 なんて恐ろしい……

 文字がピンクであるあたりなど、恐ろしくて夜も眠れません。

20040415 販促攻撃




 さあ今回も楽しい販促のお時間がやってまいりました。
 こんばんは、16日は会社の新人歓迎会であり、またしても幹事を押し付けられている久慈光樹です。若ぇのにやらせろや!
 うちの支店はみんなワガママなので大変なのです。人が一生懸命仕事の合間見て手配すりゃ高いだの不味いだの言いやがって……
 同い年の事務姉など

「あたしの会費、久慈くん払ってくれるんだ。ありがとー、エヘ♪」

 
と可愛いらしく仰るのです、なんということでしょう。
 私もそれを聞いて満面の笑みで答えましたよ。

「ああ? アホかてめぇ、寝言は寝てから言え」

 と。
 ものすげぇ勢いで蹴られましたが。――ウソです、いまちょっと話つくりました。本当はドライアイスのような目で睨まれただけです。ごめんなさい私が悪かったですだから旅費清算してください。このいき遅れが。




 まあそのようなことはどうでもよろしい。販促です。

 TOPにでかでかと掲載しているのでお気付きとは思いますが、販促用のバナーを作りました。まさか気付いていなかったなどということはないでしょう、ないはずだ、あったら罰としてイモウトの刑
 あのバナーはすなふさんがやる気モードを発動させて、2日くらいで一気に作りました。彼はやる気さえ出せばとてもいい仕事をするのですが、問題はそのやる気モードが半年に一度くらいしか発動しないということでしょう。締め切りを守れとは言いませんが(どうせ無理だし)、せめてもう少しだけ余裕を持ってください。今回もポプルスのお姉ちゃんに怒られたじゃねーか。
 まぁそういうわけで、ここでは販促を兼ねて各バナーについてコメントをしていきたいと思います。








 これは表紙絵ですね。いつもながらカゲロウさんの仕事は素晴らしい。
 本のタイトルやサークル名、イベントの日程まで入ったバナーとして非常に綺麗にまとまっています。すなふさんぐっじょぶ。








 すなふさんの作である『三年遅れのガッツポーズ』より。
 この作は荒み系のすなふさんにしては珍しい素直なとても綺麗な話です。本の最初に持ってくるには最適の、とても爽やかなお話でした。すなふさんはなにか悪いもんでも食べたのでしょうか。まさかこういう系統の話を持ってくるとはなぁ…… やられた。
 バナーも話の爽やかさをよく表したものになっていますね。








 今回のゲスト、蟻巻ヨータさんの『ナガイ フユヤスミ』より。
 無理言ってお願いした甲斐がありました、とても素晴らしい作品に仕上げてくださっています。とてもほろ苦いお話でした。どれくらいほろ苦いかというと、ゴーヤチャンプルーくらいでしょうか。苦すぎるだろ。すなふさんの爽やかな作の次に読むと、また破壊力抜群です。
 というか、このバナーの言葉はいったい何事でしょうか。(バナーの文言は各作者さんが考案)蟻巻さんだから仕方がないとはいえ、良く言ってヘンタイです。ふァんた自慰ってなんだよオイ。








 久慈光樹の『水中花』より。
 それぞれのバナーは挿絵を用いているのですが、顔の下半分だけ切ったらメチャメチャ怖くなってしまいました。仕方がないので赤字にしてみました。なんて――怖さ。
 私の作についてですが、身内の方々に読んでいただいた感想を以下に。

 「暗い」(雅大使)
 「暗い」(くらむぼん)
 「微妙」(すなふ)

 このヤロウどもめ……
 こんなんがトリでええんかい、というくらい暗い話になってしまったのは確かです。そうだなぁ、既作に例えるなら『Kanon-IF-』みたいな感じ?(ダメじゃねーか)
 ジャンルはダークではありませんよ、シリアスです。りんりんの座薬SSすらコメディで押し通した男です私は。
 まぁ出来はどうあれ、書くべきことは書ききったと思っています。









 一言でいえばぱんつ。二言でいえばぱんつぱんつ。という感じですな。
 カゲロウさんに表紙をお願いするときには常にぱんつであり、カゲロウさんといえば名雪ぱんつ、という図式ができあがっている風味。素晴らしい。
 文字部分は気にしないように。









 これはカラーカバーの裏側の表紙部分ですね。

 って




 
なんじゃこりゃぁ!




 いや、確かにこの部分になにか別の絵を載せようというのは話してたんですよ。毎回カバー絵のモノクロ版じゃつまらないね、と。だけどいくらなんでもこりゃねーだろ。ぜんぜんKanon関係ねーじゃねぇか
 すなふさんとカゲロウさんに任せた私がバカでした。あの二人が揃うとタチ悪すぎる。
 というわけで、レヴォ本は名雪ぱんつカラーカバーを取ると、せーらむーんがお目見えします。ショックだ……


 さぁ、こんなわけでいつになく販促に力が入っているレヴォ新刊名雪本『one fine day』です。
 まだ私の手元にも製本版はありませんが、ポプルスさんから送られてきた校正版を見る限りでは、一冊の本としてみた場合に完成度はいままで発行してきたどの本よりも上だと思います。ちょっと自分でもびっくりしました。すなふさん、蟻巻さん、私の3作のバランスが絶妙だと思いました。
 まー、狙ったわけじゃないんですが。
 3人が3人とも好き勝手暴れた結果、奇跡的に本としてまとまった、というのが正直なところです。

 初めてのレヴォ、初めてのお誕生日席、と、いろいろと不手際あるかもしれませんが、29日はぜひ有明の東京ビックサイトまで足をお運びくださいね。





 あ? Fateコピー誌?

 まだ一文字も書いてねーよ。

20040413 たまには私だって怒る





 ここ3日ほどサイトに接続ができず、「すわ死んだか」と大評判だった久慈光樹です、どうも皆様こんばんは。死んでない。
 TOPに書いてあった通り、ホスティングの契約をしていたGIGABYTEZというサーバー屋さんがどうもクラッキングを受けたらしく。
 広義の同業者としては笑えないですね、復旧に尽力くださったサーバー管理者さんに感謝と労いの意を込めてこの言葉をお送りしましょう。



 簡単に侵入されてんじゃねーよヘタレ野郎



 セキュリティって食べ物ですか?
 更には4日もサーバーが止まるなどというのは論外です。私の勤める会社もある会社のホスティングをしているのですが、4日もWebサーバをストップさせてしまったら賠償問題でしょうね、間違いなく。
 GIGABYTEZも商用ユーザーがいらっしゃるようですし、ひょっとしたらひょっとするかもしれませんね。個人事業主は訴えられると大変なのになぁ。
 更にはクラッキングの対象となったサーバはlog関連のファイルが軒並みリライトされていました。なんだかサーバのバックアップも取っていなかったようで、完全復旧は不可能だということです。私のような個人利用者ならば知らず、注文履歴等をログとしてサーバ上に置いていたような商用利用者への補償はどうするんでしょうね。
 まぁボクはもう他のサーバーに移るんで、どうなろうと関係ないんですが。

 普段は温厚な好青年であると評判の私ですが、さすがに今回ばかりはちょっと頭にきてしまいました。
 潰れちまえよこんな鯖屋。
 あと、とっととドメイン返せ。てめぇはyahooBBか。



 んでサーバーが落ちてるあいだ何をしてたのかというと、当然のことながらSSを書いていたわけです。――というのは無論ウソっぱちであり、ダラダラIRCってました。





05:35 >MITUKI< いまのインテリマウス、ホイールのコロコロ感が無くて嫌いなんだよな
05:35 <sNuf> 今はなんかホイール重いね
05:35 <sNuf> 無段階だし
05:36 <masa-T> トラックボールは良いぞ
05:36 >MITUKI< トラックボールなど使う輩はヘンタイだ。
05:37 <masa-T> やっぱりそうか…
05:37 <sNuf> まあ
05:37 <sNuf> ホイールもえろいけどな
05:37 <sNuf> 中指でくりくり
05:37 <masa-T> みんな使うとイライラしてるんだよな…
05:38 <masa-T> ホイールの無いマウスはゴミだろ
05:38 <sNuf> サイドキーも欲しい
05:39 <masa-T> サイドキーはよく間違えて押すし…過剰反応しやがるから嫌いだ
05:39 >MITUKI< ノートのポイントスティックほどじゃあるまい。>えろさ
05:39 >MITUKI< IBMのやつなど、えろすぎる。
05:39 <sNuf> 赤いしな
05:39 <sNuf> うちのはだいぶ黒ずんでるが
05:39 <masa-T> いじりすぎだ
05:39 >MITUKI< 使いすぎなのだな。
05:40 <sNuf> 二年間毎日毎日
05:40 >MITUKI< 私はVAIOユーザーだからな
05:40 >MITUKI< タッチパッド派だ。
05:40 <sNuf> ぱいぱんか
05:40 <masa-T> でもポイントスティックのが使いやすい
05:40 <masa-T> タッチパッド嫌いだ
05:41 >MITUKI< 会社のノートPCなど
05:41 >MITUKI< ポイントスティックがツルツルになってしまって
05:41 >MITUKI< ピクリとも動かせんぞ。
05:42 <masa-T> 不感症だな
05:42 >MITUKI< なに言い出すのこの人?
05:42 <sNuf> さあ?
05:43 >MITUKI< まぁ、まさ山だしな
05:44 <masa-T> くっそー
05:44 <masa-T> 説明してやる
05:44 <masa-T> ポイントスティックが反応しなくなったんだろ?
05:45 <masa-T> 触っても感じない
05:45 >MITUKI< すなふさん、今日も忙しいの?
05:45 <sNuf> 桜花賞がある
05:45 <sNuf> あと二時間でプリキュアもある
05:45 <masa-T> ぐあ…
05:46 <masa-T> キミ達厳しいスルーするなよ
05:46 >MITUKI< 是非もない。


05:47 >MITUKI< 久しぶりに愉快な雑記のネタができたというのに
05:47 >MITUKI< うちの鯖は……
05:47 <masa-T> もう何時間だ?
05:47 <sNuf> 新ドメがあるじゃないか
05:47 <sNuf> なゆなゆが
05:48 >MITUKI< まさ山の下品なネタなどアップしたら、なゆなゆが可哀想だ
05:49 >MITUKI< 武士の情けで
05:49 >MITUKI< プリキュアは削ってやろう。
05:50 <masa-T> 久慈さんが豚丼食べている時に
05:50 <masa-T> 00:07 <ES> ふっかーつ
05:50 <masa-T> 00:08 <sNuf> あへぇ
05:50 <masa-T> 00:11 <sNuf> 明日はキュアキュアか
05:50 <masa-T> 00:11 <ES> キュアキュアだ!
05:50 <masa-T> 00:12 <ES> っと言ってもビデオ録画だが。
05:50 <masa-T> 00:12 <ES> さすがに朝は起きれん
05:50 <masa-T> 00:13 <sNuf> リアルタイムでプリティしろよ
05:50 <masa-T> 00:13 <ES> いや、それは。
05:50 <masa-T> 00:13 <ES> 居間には家族おるでな。
05:50 <masa-T> 00:13 <sNuf> お子様から安心して楽しめるアニメだというのに
05:50 <masa-T> 00:14 <ES> 二十歳過ぎた男子のお子様が見てる様は親として安心できんだろうに
05:50 <masa-T> 00:14 <sNuf> まあ、正気を疑われますな
05:50 <masa-T> 00:19 <ES> 時に先生はキュアキュアかね?
05:50 <masa-T> 00:19 <sNuf> 見たことねえ
05:51 <masa-T> こんな会話が繰り広げられていた
05:51 >MITUKI< 最後のオチに爆笑したじゃないか



 朝方までなにやってんだこいつら。

20040401 オフレポです





 皆さんこんばんは、久慈光樹です。

 突然ですが、このあいだ私、福岡行ってきたんですよ
 仕事だったのですが、思いのほか早く終わったんで、少し遊んでいこうかと思いまして。
 そういえば仮面の男さんがいま住んでるの福岡だな、と思い出しまして。ええ、お会いしてきましたとも。
 以下にその時の様子をレポートしたいと思います。


 仮面の男さんを知らない方はKanonSS界ではモグリだ、と言われるほどの有名SS作家さんですので、お会いするにはだいぶ勇気を必要としました。
 本来であれば事前にアポイントメントを取らせていただくのですが、偶然にも彼のアパートを存じ上げていたため、いきなりお邪魔して驚かせてやろう、と画策しました。
 いや、本当はこんなことをしたら失礼の極みであるのですが、彼とは割合に仲良くさせていただいているので、まぁギャグとして許してもらえるかな、と。

 そうして彼のアパートの近くまで行きました。それはちょうど道から彼の部屋のベランダ(彼の部屋は3階にあります)が見える場所まで来た時です。



「あのベランダで洗濯物を干している女の子は誰だろう……」



 そうです、見るとはなしに見た彼の部屋のベランダには、せっせと洗濯物を干す女の子の姿がっ!

 すわっヨメか! ヨメさんなのかっ!






『ショック! 仮面の男さんは世帯者!』





 という雑記の見出しが脳裏を掠めます。
 しかしよくよく見ると、おかしいのです。
 遠目からなのでよくは見えませんが、どうもその女の子は中学生くらいにしか見えません。
 長めの髪を頭の両脇の高い部分で結んで垂らし(そう、俗にいう『つぃてぃる』です)くりくりとした大きな目で楽しそうに洗濯物を干す様子、どこからどう見ても中学生くらいです。(まじまじと観察したワケじゃないんです、本当です信じてください。信じろ)

 いくらなんでも中学生のヨメというのは…… はっ! まさか!






『無残! 仮面の男さん、ぢょしちう学生を拉致監禁!』






 バ、バカな……
 仮面の男さんが実はロリコンであることは、この界隈のSS書きであれば知らぬものはない公然の秘密です。ですが、であるとはいえ、いくらなんでも実行に移すなんて……

 いや、しかし女の子の様子はとても楽しげです。鼻歌なんて口ずさみながら男物のトランクスなんか干しちゃったりしています。
 まさか、合意の上の同棲なのか……?

 ああもうやってらんねぇ帰ろうかな、という気持ちにだいぶなりましたが、ここまで来て帰るのも癪です、予定通りお邪魔することにしました。




ピンポーン

「はーい」

 チャイムを鳴らすと案の定、先ほどの女の子らしき声が迎えてくれます。外見通り、元気のいい声でした。

「はいはーい、えっとどちら様ですか?」

 ぬぅ、近くで見るとちょっと可愛いぞ。

「えっと、新聞ならもう取ってるんですが……」
「え? あ、ち、違います!」
「わかった、じゃあ化粧品の販売でしょ。いりません」
「違いますってば!」
「え、じゃ、じゃあ宗教ですか?! いりません! いやー! 幸せを祈られるのはいやーっ!」
「なんでやねん!」

 思わず関西人風にツッコミをいれてしまいました。仕事があったためにスーツだったとはいえ、人の話など聞いちゃいません。

「えっと、仮面の男さんいらっしゃいますか?」

 そう言うと、女の子はぽかんとしてしまいました。どうやらハンドルは知らなかったようです。
 いかん、彼の名前はハンドルしか知らないぞ…… と途方に暮れそうになったとき、女の子がぽんと両手を打ちました。

「ああ、お兄ちゃんですね? ちょっと待ってください。 おにーちゃん、おにーちゃん! お客さん!」



 …………






 
お兄ちゃんだとっ!







 じゃああのつぃんてぃるのちう学生くらいのおにゃのこが、ヤツの妹御なのかっ!



 なんて――こと




「ちょっとほら、いい加減起きなさいよ! いま何時だと思ってんのよ!」

 えと、妹さん、まる聞こえなんですが……

「いい加減にしないと踏むわよっ!」
「ぐえっ! 踏んどる! もう踏んどる!」

 うわー……

 しばらくすると再び扉が開き、みぞおちのあたりを押さえて顔を歪めた仮面の男さんが。

「はいどちらさん……げっ

 人の顔を見るなり「げっ」はないだろう、と思いましたが、ヤバイところを見られたと取り乱す仮面の男さんはかなり愉快でした。

「く、久慈さん、どうして……」
「いやー、近くまで寄ったもんですからー」
「い、いや、これはその……ち、ちがうんです!」
「ちょっとお兄ちゃん! 上がってもらいなさいよ、玄関先じゃ失礼でしょ!」
「あ、ああああ……」
「じゃあお邪魔します」(ニヤリ)

「ごめんなさい、散らかってますけど」
「お掃除中でしたか、失礼しました」
「いえいえ、お兄ちゃんぜんっっぜん片付けしないから大変なんです」

 自己紹介をして、すっかり意気投合しました。どうやら妹さんは実家から遊びにいらしたようですね。あまりの部屋の惨状に、遊びに行く前に掃除をしていたようです。

「おや? 妹さん、あの雑誌の束のようなものは……?」
「ゴミです」(にっこり)
「い、いや、あれは仮面の男さんの大切な(えろ)同人誌コレクショ……」
「ゴミです」(にっこり)
「い、いや、だから……」
「ゴミです」(にっこり)
「あっ、てめぇ! 俺の寝てる隙になんていうことをしやがる!」
「うっさいわね! こんなもんゴミよゴミ!」
「バカヤロウ! これはなぁ、俺が長年集めてきたコレクションなんだよ! 見ろ、これなんかもう手に入らない希少本だぞ!」
「ぎにゃー! 開いて見せるなー!」(ハイキック)
「ぐぼっ!」
「え、えと、妹さん?」
「はっ! あ、あらいやだ、あたしったら…… えへへ」
「……カマトトぶってんじゃねーよぶべらっ!」
「やかましい!」

 なんというか、バイオレンス兄妹?
 妹さんも私に対してはとても礼儀正しいいい子なのですが、兄である仮面の男さんに対してはメチャメチャキツイです。というか、フレアーミニでハイキックはいかがなものか。

「そうだっ、もうすぐお昼だしご飯食べてってください」
「え? いや、そんな悪いですよ」
「いいんですよ、どうせお兄ちゃんのごはんも作らなくちゃいけないし、二人分作るのも三人分作るのもいっしょですから」

 うう、ええ子やなぁ。

「そうですよ久慈さん、こいつメシ作るのだけは上手いんです」
「や、やだお兄ちゃん……えへへ」
「メシ作るのだけは」
「……」
「メシだけは」
「ええい! 繰り返すな!」
「ふふふ」
「ちゃんと掃除も洗濯もしてあげてるじゃないのよ!」
「ああん? 昨日セーターを洗濯機にかけて超縮めたヤツの台詞とも思えんなぁ」
「くっ、あ、あれはその……」
「それに何が掃除だ! 人の大事なものなんでもかんでも捨てやがって!」
「う、うっさいわね! そ、その、え、えっちなゲームや本なんて、捨てるに決まってんでしょ!」
「お前なあ、俺だって健康な成人男性だぞ、ああいう物のひとつやふたつ無いと困るんだよ」
「な、なにが困るのよ」
「ぐっ、そ、それはその……」
「うん、でも、そっか、えへへ」
「な、なんだよいきなり笑い出して」
「お兄ちゃん、彼女さんいないんだ」
「な……!」
「彼女さんいれば、こんなの必要ないもんね。必要だってことは、そういう人いないってことでしょ?」
「だからってそれで何でお前が嬉しそうなんだよ」
「べっつにー? えへへ」
「ふん、彼女くらいいるに決まってんだろ」
「……え?」
「ちゃんといるに決まってるじゃないか、彼女くらい」
「……うそ?」
「ふふーん、あったりめーよ」
「……あたし、ご飯作るから」

 そう吐き捨てると、妹さんはメチャメチャ不機嫌そうに台所に行ってしまいます。
 私はあまりのことにあっけに取られて会話に参加すらできませんでした。

「知らなかった、仮面の男さんて彼女いらしたんですか?」
「え、あ、ああ、いやだなぁ当たり前じゃないですか、あはははは」
「……メチャメチャ目線が泳いでいるんですが」

 そんな会話をしていると、やがて妹さんがお昼ごはんを運んできてくれました。

「おい、妹」
「なによ」
「なんでおかずがメザシ一匹やねん」
「ふん! メザシは身体にいいのよ! 嫌なら食べるな!」
「い、いただきます」

 よく火を通してあって美味しいは美味しいのですが、さすがにご飯とメザシだけでは物足りません。物足りませんが、場の雰囲気的にとても不満など口にできる状況にありません。妹さんからなんか変なオーラ出てるし。

「おい、お代わり」
「ふん、んなもなーない」
「んだとコラァ!」
「なによ! なんか文句あるわけ!」
「あるに決まってんだろうが! なんでお代わりすらねぇんじゃ! それ以前になんでメザシやねん!」
「うっさいわね! 文句があるなら彼女さんにでも作りにきてもらえばいいじゃないのよ!」
「やかましい! 彼女がいりゃとっくにそうしてもらって……はっ!」
「……え?」
「い、いや違うぞ、今のは違うぞ」
「ねえ久慈さん、ひょっとしてお兄ちゃん、彼女いないんですか?」

 え! い、いやあの、私に聞かれても。

「どうなんですか!」
「ひっ! い、いないと思います!」
「……ホントですか?」
「えっと、この業界の男は彼女なんて容易には作れません」(仮面の男さんは同業者)

 私が恐る恐るそう答えると、妹さんは急にニコニコしはじめました。

「なんだー、お兄ちゃん彼女さんいないんだー」
「くっ、わ、悪かったな」
「まったもぅ、見栄張っちゃって! えへへ」
「う、うっせー」
「えへへ、そっか、お兄ちゃん彼女さんいないんだ、えへへ」
「ええい! 繰り返すな!」
「えへへ。あ、お代わり? はいはい、いっぱいあるからたくさん食べてね」
「くっ……」
「あっ、あたしのメザシ食べる?」
「いらねぇよ!」
「えへへ」

 そんな感じで昼食は終わりました。
 その後はしばらくテレビを見て、「なんであたしたち、おもいっきりテレビなんて見てるんですか?」「いや、私に聞かれても……」「みのもんた!」とかいう会話がありましたが、長くなりすぎるので割愛。
 天気もいいので、お出かけをしようということになりました。

「せっかく福岡まで来たんだから、ちゃんと観光してかなきゃ!」
「へいへい、じゃあ行くぞ」
「ちょっと待ってよ! 着替えて行くからちょっと時間ちょうだい」
「ああん? いいじゃねーか別にそのカッコで」
「いいの! はい、お兄ちゃんと久慈さんは外に出てる!」
「は、はい……」
「ったく、しょうがねーな」

 というわけで、しばらくアパート近くのコンビニで時間をつぶしました。仮面の男さんが店員さんに「笑止!」と叫んだりしましたが、この件に関してはあまり触れたくないので割愛です。
 やがて……

「えへへ、お待たせ」
「おっ」

 やってきた妹さんの格好をみて、私は思わず驚いてしまいました。
 先ほどまでと同じようなフレアーミニのスカートでしたが、今度は春めいた薄いピンク色のスカートで、黒いニーソックスとマッチしてとても綺麗でした。ブラウスもスカートと合わせたのか薄い桜色で、質素ではありましたが全体的に華やいだ雰囲気でした。ああおめかししてきたなぁと微笑ましかったです。
 ところが、です。
 この甲斐性なしはぜんぜん気付きません。

「ったく、わざわざ着替えることねーだろうに」

 むぅ! っと妹さんが拗ねてしまうのも致し方ない甲斐性なしっぷりです。妹さん、かわいそうに……
 でもやっぱりお兄さんとお出かけが嬉しいのか、すぐに笑顔に戻る妹さん。私はお邪魔でしたね。

「ね、ね、どこに連れてってくれるの?」
「ふっふっふ、まぁそう急くな。まるで夢のような場所に連れて行ってやろう」
「わっ、ホントに? 楽しみー」

 そうしてそこからバスに乗って数分。
 その場所に、着きました。

「さあ着いたぞ」
「……」
「……」
「どうだ、ここはいい場所だぞ」
「あの、お兄ちゃん、ひとつ聞いていい?」
「構わんぞ、手短にな」
「ここ、古本屋に見えるんだけど……」
「バカヤロウ!」
「あいた! わけめにチョップしないでよ!」
「古本屋に決まってんだろうが!」
「自信まんまんに言い切ってんじゃないわよ! なんで古本屋なのよ!」
「このつぃんてぃるがっ!」
「あいた! だからわけめにチョップしないでってば! ハゲたらどうすんのよ!」
「たまの休日に独身男性が来る場所といったら、古本屋以外にどこがあるというのだ!」
「お兄ちゃん……それちょっとヤバイよ……」
「う、うむ、俺もそう思わないでもない……」
「と、とにかく! どうして福岡にまできて古本屋に来なくちゃならないのよ!」
「なにを言う! 溢れる書籍! 迸る希少本! 古本屋こそがこの世に残された最後のエルドラドなのだ!」
「エルドラドだかエメラルドドラゴンだか知らないけど、もっと他にあるでしょうが!」
「タムリン?」
「知らんわそんな人!」
「やつまったく回復魔法唱えないんだよな、『がんばって!』じゃねーよ」
「知らんちうに!」

 ええと、またしてもまったく会話に入れません。
 知らない街の古本屋を周るのが楽しいということは否定しませんが、せっかくおめかしして実家から遊びにきている妹さんを連れてくるのはいかがなものか。やはり仮面の男さんは甲斐性なしです。

「もっと他にないの?!」
「他って例えばどこだよ」
「ほら、その、海の見える公園とか、夜景の綺麗なレストランとか……」
「バカヤロウ! そんなところには本が無いじゃねぇか!」
「本が基準になってるし!」
「え? 普通そうでしょ?」
「……あたし、お兄ちゃんに彼女さんができない理由がわかる気がするよ……」
「ほっとけ!」

 仮面の男さんも仮面の男さんですが、妹さんが挙げたのは明らかにデートコースであるあたりには突っ込むべきだったのでしょうか。あんた兄とデートしたかったんかい。
 というか私の存在は忘れられています。

「ここで本買って、自然公園でも行ってのんびり本でも読むか」
「むぅ」
「休日はやっぱりのんびり過ごさないとな」
「ん、まぁいっか、たまにはお兄ちゃんに付き合ってあげよう」
「なんでそんなに偉そうなんだお前は」
「ふーんだ」

 公園で芝生にでも座って木陰で本を読む兄妹を見てみたい気もしましたが、残念ながら私はそろそろ電車の時間です。おいとましなくては。

 それにまぁ。

 せっかくの兄妹水入らずのところを、邪魔しては悪いですしね。

「ごめんなさい、私はこれで失礼しますね」
「おや、久慈さんまだいいじゃないですk……ぶべら!」
「あらー、残念ですけど仕方ないですね、じゃああたしたちこれで。ほら行くわよお兄ちゃん!」
「てめぇ! いきなり蹴るんじゃねぇよ! んなことだから彼氏もできねぇんだ!」
「ふーんだ、いいもーん。彼氏なんていらないもーん」
「うわっ、腕を引っ張るな!」
「えへへ、ほら早く早く!」

 遠ざかっていく兄妹を見送って、私は暖かい気持ちになりながらこう感じていました。





 やってらんねぇ。







 細部だいぶはしょりましたが、初の福岡はこんな感じでした。


 ああそれと恐らく大半の方はお気付きでしょうが一応。

 今日はエイプリルフールです。
 上記の記述も八割方が捏造ですのでよろしくお願い致します。

 というか二割は本当なのかよ。
 やってらんねぇ。


 


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