納期遅延ペナルティ18禁SS(泣)

名雪におねつ!


2001/02/17 久慈光樹@壊れ


 

 

 休日ともなれば名雪が昼過ぎまで起きてこないなんてことは毎度のことである。

 これが平日であれば、自分が遅刻しないためにも何とかして起こすのであるが、幸い今日は休日である。

 普段部活で疲れているであろう名雪だ。

 恋人であるところの俺も、愛しい名雪が休日くらいはゆっくりと休む邪魔をするつもりはない。好きなだけ休ませてやりたいと思う。

 

 ところで話は少し変わるが、名雪は料理が上手い。

 流石にあの秋子さんの娘だけの事はある。普段のスローモーぶりからは考えられないくらい手際もいいし、味だってかなりのものだ。

 現に昨日久しぶりに作ってくれた弁当は非常に美味かった。

 

「なんかコツでもあるのか?」

 

 と聞いたら

 

「あ、あ、あ、愛情だよ」

 

 なんて真っ赤になって蚊の鳴くような声で答えてくれた。

 流石の俺も二の句が接げなくなり、「お、おう」なんて間抜けな返事しか返せなかった。あいつはたまに恥ずかしいことを言う。

 男子厨房に入らず、ではないが、俺は料理なんてこれっぽっちもできない。

 たまに夕食の用意を手伝う事もあるが、専ら食器並べが俺の仕事である。

 俺が親に一人暮しをさせてもらえなかった最大の理由が、この料理ができないという事項だったのではないかと最近考えているくらいだ。いかに放任主義とはいえ、一人息子の栄養失調死体は見たくなかったのだろう。

 

 話がポンポン飛んで申し訳ないのだが、今この家に秋子さんはいない。

 別に交通事故で入院中というわけではなくて、単に出張にでているだけだ。

 ちなみに未だ秋子さんが何の職に就いているのかは知らない。

 たまに秋子さん宛てにロシアからエアメールが届いたり、中国人らしき人物から電話がかかってきたりするのだが、仕事と関係あるのかどうかは知らない。知らなくてもいい事が世の中には多々あるのだ。

 そんな秋子さんであるから、今回の出張も急だった。

 

「祐一さん、今日から1週間留守にしますから名雪のことお願いしますね」

 

 と言い残し、昨夜から出張にでている。多分出張なのだろう。詳しい事は知らない。重ねて言うが世の中には知らなくてもいい事は多い。

 

 

 さて、ここまでは前置きである。本題に入ろう。

 今日は日曜日。学校は休みである。

 先に述べた通り、秋子さんは出張にでていて家にいない。

 現在の時刻は12時30分、昼下がりである。

 にも関わらず昼食はおろか朝食すらとっていない。そのため非常に空腹である。

 これも先に述べた通り、俺は料理が全くできない。だが名雪は料理が上手である。

 そして肝心の名雪は未だ夢の中。

 

 さあここまで書いて俺はどうすればいいか分かってもらえたと思う。

 そう、名雪を起こして昼食を作ってもらうのだ。

 たったこれだけのことに大げさな、と思うなかれ。惚れた弱みとでも言おうか、普段部活に勉強に夜の生活にと頑張っている名雪であるから、たまにはゆっくり休ませてやりたいと思うのだ。ちなみに昨晩もかなり頑張った。主に俺が。

 しかしこの空腹はいかんともし難い。

 

 食欲は人間の3大欲求の一つである。

 ちなみに後の2つは睡眠欲と性欲であり、睡眠をとらなくても死にはしないが食わないと死ぬ。

 そして性欲と食欲であれば俺なら迷わず性欲を優先する。男として当然の選択である。

 性欲>食欲>睡眠欲

 相互の大小関係はこんな感じ。

 

 余談だった、とにかく俺は堪え難いほどに空腹なのである。だから名雪を休ませてやりたいのはやまやまだが、こうして起こしてやるために部屋の前まで来ているのである。

 

「おーい、名雪ー、そろそろ起きろー」

 

ドンドンドン

 

「おーい、名雪ー」

 

ドンドンドン

 

 返事は無い。

 元より承知の上。これしきで起きてくれるなら毎朝の苦労はない。

 

「入るぞー」

 

ガチャ

 

「くー」

 

 うむ。見ているこっちが眠くなってくるような見事な眠りっぷりである。

 

「おーい、起きろ名雪ー」

 

ぺちぺち

 

「うにゅう、くー」

 

「名雪ー、腹減ったー、飯作ってくれー」

 

ぺちぺち

 

「うにゅ? ……くー」

 

ぺちぺち

 

「うにゅう……」

 

ぺちぺち

 

「うにゅ……」

 

ぺちぺち

 

「うにゅにゅう……」

 

ふにょん

 

「ひゃうっ!」

 

 うむ、相変わらず名雪は敏感であるな。

 

「な、何するのー!?」

 

 両手で胸を隠すようにして、真っ赤な顔で起きる名雪。

 

「おう、起きたか名雪」

「へ、変な起こし方しないで!」

「はっはっは、今度からこの手でいこう」

「やめてよ、もう!」

 

 ぷー、っと頬を膨らませて怒る名雪。桜色に染まった頬がかわいい。

 

「疲れているところ悪いんだがな、昼飯にしてほしいんだ」

「あ、あれ? もうこんな時間?」

 

 お気に入りのカエル時計(緑色)を見てびっくりしたような名雪。

 

「ごめんね、すぐご飯に…… あれれ?」

 

 ベッドから立ち上がった名雪だったが、ちょっとよろめいて俺に寄りかかる。

 

「どうした?」

「うにゅ、なんかちょっとふらふらするよ」

 

 なにぃ?

 言われてみれば名雪の頬は今もって桜色。照れて赤くなったにしてはおかしい。

 

「ちょっと見せてみろ」

 

 そう言って額に手を当ててみる。

 

「あ、祐一の手、冷たくて気持ちいい」

「うーむ、ちょっと熱があるっぽいな」

「わっ、そうなんだ」

 

 そうなんだ、ってお前。

 

「昨日の晩、シャワー浴びたのがいけなかったのかな?」

「夜中にシャワーなんて浴びるからだ」

「うにゅう、だって汗かいたし……」

 

 夜中に汗をかく作業をしたからな。2回ほど。

 

「とにかく飯はいいから寝てろ、いま薬もってきてやるから」

「でも……」

「あー、いいから寝てろ」

「うん、ごめんね、祐一。 ……ありがとう」

 

 うっ、名雪のこの笑顔には相変わらず弱いな、俺。

 赤い顔でにっこりと微笑む名雪の顔を、正視できない。

 

「お、おう、じゃあ薬持ってくるわ」

「うふふ、うん」

 

 

 

 

 さて、逃げるように部屋を出てきたはいいが、果たして薬はどこにあっただろうか。

 

「うーむ、ここでもない……」

 

 居間の棚をごそごそと漁る俺。

 ひょっとしたら秋子さんの部屋では? なんてことも思ったが、留守中勝手に部屋に入るのは躊躇われた。見てはいけないものがありそうで怖いし。

 そんなことを考えながら棚を漁っていると、いかにもそれらしい箱を発見。赤十字マークがついているところを見ると、間違いなく救急箱だろう。

 

「風邪薬はっと……」

 

 風邪薬らしき錠剤の入ったビン。テレビなどでも宣伝している薬だから間違いないだろう。

 他にも体温計やら熱ざましやらを漁る。

 ん? これは……。

 

「ベビーローション? なんで?」

 

 赤ん坊がお風呂の後に体に塗るローション。ぬるぬるのアレだ。

 他にもベビーパウダーなんて物まである。

 赤ちゃんなんかいないだろうに、それとも名雪の小さい頃使っていたものだろうか。それにしては新しいよな。

 相変わらず水瀬家は謎が多い。

 よくよく見ると市販の薬は風邪薬くらいで、後はラベルの無いビンに入った得体の知れない薬たち。

 まさか薬まで秋子さんのお手製なんじゃないだろうな……。

 段々と怖い考えになってきたので、とりあえず風邪薬と体温計だけ持っていく事にする。

 体温計を手にとって、そこでふと思い出した。

 前に見た、とある本に載っていた体温の計り方。

 ちなみにベッドの下に隠しておいたその本は、俺の部屋を掃除した名雪によって捨てられ、その日一日名雪は口をきいてくれなかった。

 

 ……。

 ……。

 にやり。

 

 俺は救急箱の中から、とあるものをこっそりとポケットに隠す。

 

「祐一ー、救急箱見つかったー?」

 

 びくぅ!!

 

「ななななな名雪、ねねねねね寝てなきゃだめじゃないか」

「うにゅ? どうしたの、声裏返ってるよ?」

「なんでもない、なんでもない!」

「変な祐一」

「それよりお前、起きてて大丈夫なのか?」

「うー、ちょっとふらふらする」

「ダメじゃないか、寝てないと」

「うん、そうなんだけど……」

「じゃあ部屋に戻るぞ」

「うん」

 

 そういって歩き出すも、やっぱりちょっとふらふらしてるな。

 

「おい、名雪」

「え? ……きゃっ!」

 

 振り向いた名雪を、えいやっ! とばかりに抱え上げる。

 背中と膝の後ろに手を回し抱え上げる俗に言う“お姫様だっこ”ってやつだ。

 

「わっ、わっ、祐一、下ろしてよー」

「ええい、暴れるな、落っことす」

「うー」

 

 観念したのか、大人しくなる名雪。その顔は真っ赤だ。

 

「祐一、重くない?」

「全然だ、お前もうちょっと飯食った方がいいぞ」

「いやだよ、太っちゃうもん」

 

 階段を上る。

 最初こそ緊張に身を硬くしていた名雪だったが、そのうちに安心したように俺の胸にすがり付いてきた。

 

「うふふふ」

「なんだよ、急に笑い出して」

「いーの! うふふふ」

「変なやつ」

 

 腕の中にあるしなやかな名雪の身体の感触と、甘い香り。名雪の香り。

 俺の、大好きな香り。

 いつのまにか、しっかりと抱きしめるような感じで名雪を抱く俺。

 心なし潤んだ瞳で俺を見上げる名雪。

 開いたままになっていたドアをくぐり、そのままベッドに横たえ、そして、そのまま口づけた。

 

「風邪、うつっちゃうよ?」

 

 ちょっぴり悪戯っぽい笑みを浮かべる名雪の唇を、再度ふさぐ。

 

「ん……」

 

 パジャマの上から、胸を触る。

 名雪はいつも寝るときにはブラをつけない。俺の手に伝わるこの上なく柔らかな感触。

 

「ん、ふぁ……」

 

 きゅっと目を瞑り、熱以外の理由で顔を上気させる名雪。

 つんと先端がとがっていく感触。パジャマの上からその先端を指で挟みこむ。

 

「あうっ、ゆ、ゆういちぃ」

 

 ふふふ、相変わらず敏感なやつ。

 

「ひぁぁ、そ、そんなにつまんだらダメだよぉ……」

 

 完全に涙目になって甘えるような声で鳴く名雪。

 ひとしきり胸の感触を味わった後、名雪の体をころりとうつ伏せにする。

 

「あ、ゆ、祐一?」

「名雪、ちょっと腰を浮かせてくれ」

「え? こ、こう?」

 

 羞恥に顔を真っ赤にしながらも、素直に従う。その幼子のような様子に、愛しさがこみ上げる。

 上半身をベッドに伏せ、膝立ちにさせる。丁度初めて結ばれたときのように。

 

「こ、こんな格好恥ずかしいよ……」

 

 小さく言う名雪の声を無視して、パジャマのズボンを脱がせた。真っ白なショーツが真っ白な肌を覆っている。

 

「名雪って肌白いな」

 

 そう言いながら、ショーツに包まれた敏感な部分を谷に沿ってツーとなぞる。

 

「あっ!」

 

 敏感に反応してびくりと震える名雪。

 そのままの格好で足を開かせ、太ももの内側を撫でる。

 

「う、ふっ」

 

 不意打ち気味に舌でなぞる。

 

「ああっ!」

 

 びくり、と腰全体が跳ね上がる。

 ゆっくりと太ももの内側に舌を這わし、ショーツに辿りつく。

 そこはしっとりと濡れていた。薄いショーツ越しにその感触を舌で感じる。

 

「あああ……」

 

 きゅっと目を瞑り、シーツに顔を押し付けるようにしてその感触に堪える名雪を見ながら、俺はゆっくりと邪魔なショーツを下ろした。

 名雪のそこは、綺麗だった。格好が格好だけに、隠すものが無くなったその部分は全てを晒している。

 花びらを思わせる薄いサーモンピンクのあそこの上に、薄茶色の小さなすぼまりが名雪の呼吸に合わせて息づいている。

 

「あ、あんまり見たらイヤだよ……」

 

 俺の視線を感じたのか、小さな声で名雪が抗議する。

 その抗議を無視するように、しっとりと濡れたその部分に舌を這わせた。

 

「あっ! あああっ!」

 

 シーツを掴み、その感触に堪える名雪。透明な液体が後から後から溢れ出てきた。

 谷間部分を上下に舌でなぞり、やがて前部に小さな突起を探り当てた。

 

「あっ、そ、そこは……!」

 

 未だ皮膜に包まれたそこを、つんつんと舌先で刺激する。

 

「ひあぁぁ……」

 

 強すぎる刺激に全身を震わせる名雪。

 一端口を離し、震える名雪の臀部をゆっくりと手で撫でるように愛撫する。

 

「はぁはぁはぁ…… んっ……」

 

 最近知った事だが、名雪はお尻への刺激に弱い。

 性感帯って言うのかな?

 

「う、あっ、はぁ……」

 

 ゆっくりと慈しむように撫でてやる。もう名雪は顔だけでなく全身を桜色に染めていた。

 パジャマの上だけを着て、膝立ちになって身悶える名雪の姿に俺自身自制が効かなくなりそうだ。

 いかんいかん、目的を忘れるところだった。

 ふっふっふ。

 こっそりとポケットを探る。

 そこにはベビーローションの容器。

 臀部を撫でる手を離し、素早くその容器を開け、傍らに置いた体温計の先端を浸す。

 

「んぅ…… 祐一?」

 

 んー、いきなりだと痛がるかもな。

 体温計をひとまず容器に突っ込んだままにしておき、しとどに蜜を溢れさせる秘部に指を這わせた。

 そのまま人差し指を1本中に入れる。

 

「あっ、あうぅ」

 

 名雪のあられもない声を聞きながら、こねるようにかき回す。

 

「あっ、あっ、あっ……!」

 

 こんなもんか。

 べったりと指に絡みついた液体を、そのまま上に這わせる。

 

「あっ! ゆ、祐一、そんなところ……!」

 

 ぬりぬり。指についた名雪の愛液を満遍なく塗り込む。

 

「ひぁぁ、だ、ダメだよ、そんなとこ触ったら、汚いよ!」

「名雪の身体で汚いところなんてあるもんか」

「だ、ダメだったら…… あうぅ」

 

 ぬりぬり。

 その部分はひくひくと息づくように震えていた。

 ん、こんなもんでいいだろ。

 

「名雪、熱計ってやるよ」

「はぁはぁ…… え? どういう……」

 

 肩越しにこちらを見やる名雪。与えられる刺激に、ぼんやりと夢見ごこちだ。

 俺はベビーローションに先端を浸した体温計を取りだし……。

 

「こういうこと」

 

つぷ

 

「にゃぁ!!」

 

 そのままお尻の穴に体温計をさした。

 お、入る入る。

 

「ふにゃぁぁ!」

 

 まるで猫みたいな声をだして震える名雪。

 

「な、な、なにするのー!」

「だから熱計ってやるんだって」

 

つぷぷ……

 

 よし、こんな感じかな。

 

「あっ、やっ、いやぁ、抜いて、抜いて〜」

 

 お尻の穴から体温計を生やして、名雪は裏返った声を上げる。

 

「熱計るときは直腸体温が一番正確なんだよ」

「あぅぅ、お腹が変な感じだよー」

「我慢我慢」

 

 んー、なんか新鮮。そこはかとなく背徳の香りがまた……。

 その姿を存分に眺めた後、悪戯心をおこして体温計の先端を弾く。

 

「ひゃぁ!」

「あ、悪い悪い」

「あぅぅ、祐一のばかぁ……」

 

 涙目で俺を睨む名雪。

 ううむ、好きな子を虐めちゃうのは男の習性だよなぁ。

 なんてことを考えながら、手持ち無沙汰の俺は、名雪の秘部に指を這わせた。

 

「はぁぁ……」

 

 ぴくんぴくんとお尻にさした体温計が上下するのを眺めながら、愛撫する。

 やがて……。

 

ピピッ、ピピッ、ピピッ

 

「おっ、終わったぞ」

「あぅぅー……」

 

 体温計をゆっくりと引き抜くと、力尽きたように名雪はぐったりとベッドに倒れ込む。

 

「んー、38度2分。結構高いな」

 

 いや、でも直腸体温は普通に計るよりも高いって聞いたことあるから、実際には37度くらいかも。

 

「やっぱりちょっと熱があ…… ぶっ!」

 

ぼふっ!

 

 体温計から顔を上げた俺に、何か柔らかいものが直撃。

 よく見るとクッションだった。

 

「うー!」

 

 下半身すっぽんぽんでぺたんと女の子座りになった名雪が、涙目で俺を睨んでいる。

 

「ばかっ! ばかっ! 祐一の変態!」

 

 クッションやらぬいぐるみやら枕やら、手当たり次第に物を投げる名雪。

 

「わっ、よせっ!」

「ばかっ! ばかぁっ!」

「お、俺はただ体温を計って……」

「あんな計り方ないよ! ばかっ! 変態!」

 

 ううむ、ちょっと悪乗りが過ぎたか。

 いててっ! 段々硬いものを!

 

「お、落ち着け、名雪…… ぐはっ!」

 

 顔面にカエル目覚まし(緑色)直撃。

 

「悪かった、悪かったって!」

「祐一のばかぁ!!」

 

 

 結局それから3日間、名雪は口をきいてくれなかった。

 

 

 

 

<終わっとけ>