中国に行ったことはあるだろうか。

 中国地方ではない、チャイナの方だ。

 総人口十億を超える中国。正に世界一の大国と言っても過言ではなかろう。

 

 だがしかし、中国とは恐ろしいところだ。

 なにせあそこには奴がいる。

 鋭利な爪、凶悪な牙。

 獰猛で、ひょっとしたら人も喰うかもしれない。

 中国では毎年何人もの住民が野生の奴に襲われて命を落としているのだ。

 

 恐るべし、中国。

 奴にはくれぐれも注意が必要なのである。

 

「パンダ怖ぇ!!」

「祐一…… 変」

 

 


トーナメント支援SS
名雪 DE 身体検査


その1

2001/12/24 MITUKI


 

 

 なぜいきなり中国なのかというと……。

 

「修学旅行、中国だって。楽しみだねー祐一」

「バカモノ! 奴の恐ろしさは昨晩語って聞かせただろうが!」

「えー、パンダかわいいよーだっこしたいよー」

 

 くっ、この猫狂いめ。いくら「大猫熊」と書くとはいえ、なんと節操の無い奴だ。

 

「騙されるな名雪、奴は猫じゃない、熊だ」

「クマさんじゃないよー、パンダさんだよー」

「奴らはれっきとした熊だ」

「パンダー、パンダー」

 

 だめだ。

 なんというか、こうなったときの名雪はもう会話など望めない。

 俺にできるのは、話題を変えることだけだ。

 

「あー、それと海外旅行で気をつけねばならないのは何も現地の凶悪な野生動物ばかりではない」

「凶悪な野生動物じゃないよー、パンダさんだよー」

「両親が海外に居て、海外旅行経験も豊富な俺が講義してやろう」

「祐一ぜんぜんひとの話聞いてないよー」

 

 やかましい。

 

「とりあえず今は時期が時期だからな、空港の荷物検査もかなりヤバイ」

「そうだよね」

「手荷物ばかりでなく、係員に身体検査される可能性もある」

「わっ、そうなんだ」

「と、いうわけで名雪、さっそく予行演習と行くぞ」

「……何が『と、いうわけで』なんだよ!」

「バカモノ! 備えあれば憂いなしだ!」

「うー、祐一、目がイヤらしい……」

 

 制服の裾を抑えて、もじもじする名雪。

 ちなみに学校から帰ってきたばかりなので、俺も名雪もまだ制服だ。

 

「くっくっく…… よいではないか、よいではないか」

「祐一、キャラ違うよー」

 

 展開も強引だしな。

 

「ひゃぅ! そ、そこはポケットじゃないよー!」

「胸ポケットの調査に決まっておろうが!」

 

 背後から抱きつき、前に回した両腕で胸をふにふにと……。

 

「この制服、胸ポケットなんて無いよ! ひゃ!」

 

ふにふにふにふに

 

「名雪ー、もう部活終わったんだからさ、スポーツブラはやめろよ」

「ふわっ! だ、だって可愛いの無い…… ふぅん!」

 

 何気にこいつ割と胸でかいからなぁ。

 

「念入りに調査が必要だな、これは」

「わっ! わっ! どうしてボタン外すの!」

「内部までしっかりねっとり調査するために決まっておろうが!」

 

 制服ボタンを全部外し、子猫のワンポイントがついた水色のスポーツブラを上にずらす。

 ふるん、と胸が揺れた。こいつまたでかくなったんじゃねーか?

 掌全体で乳房全体をこねる。

 

「きゃふ!」

 

 硬くなり始めている乳首を、くいっと摘む。

 

「ひゃぁ!」

 

 完全に硬くなった両乳首を、人差指と親指でこりこりと舐る。

 

「あああっ!」

 

 胸だけでこれだけ反応するとは、ういやつ。

 くたりと力が抜けてもたれかかってくる名雪をベッドに横たえ、そのまま胸にむしゃぶりついた。

 口に含み、舌でちろちろと乳首を舐る。

 

「ゆういち、なんか子猫さんみたい……」

 

 むっ。お仕置き。

 

コリッ

 

「ひゃぁ!! 噛んじゃいやぁ!」

 

 ちょっと強めに乳首を噛んだ。

 痛いよりもまずびっくりしたのだろう、ぐったりしていた名雪の身体全体が跳ねた。

 

コリッ

 

「ひやぁぁ!」

 

 右だけじゃ不公平なので、左の乳首も噛む。

 

「ううっ、祐一、いじめっこ……」

 

 涙目になってこちらを睨む名雪。うーむ、その視線が男の嗜虐心をくすぐるってのがわかってないみたいだ。

 名雪は普段から割といじめて光線出てるからなぁ。

 

「ふむ、上半身に不審な所持物は認められず、と」

「ううっ……」

「じゃあ次は下半身だな!」

「うー、やっぱりー!」

 

 ベッドに横たわった名雪の身体を、こてんとうつ伏せにさせると、そのまま腰を上げさせる。

 うつ伏せから腰だけを高々と上げた、始めてこいつと結ばれたときのような格好だ。

 

「わあっ! またこの格好なのー!」

 

 情けない声を上げて抗議する名雪。

 うっ、確かに最近こればっかりだな……。

 

「祐一のヘンタイ……」(ぼそっ)

「ぐっ。 ええい! 不審物調査にはこの格好がベストなんだよ!」

 

 名雪のジト目を振り払い、見えそうで見えない微妙な位置にある制服のスカートを一気に捲り上げる。あまり関係ないが、どうしてこの制服はこんなにスカートが短いのか。世の中謎が多い。

 いつもは白ばかりの名雪だったが、今日は珍しく白と青の横ストライプだった。

 黒のニーソックスと白い肌の対比と相まって、絶妙のコントラストを奏で……ええぃ! 面倒くせぇ!

 

「ひゃぁ!」

 

 ショーツのぷっくりと膨らんだ部分に、人差指をちょっと強めにあてた。いきなり核心ですぞ?

 

 うりうり。

 

「し、下着汚れちゃうよぉ」

 

 もう手遅れだと思うがな。

 事実、舐る俺の指先には暖かい液体がちょっとづつ絡み付いてきている。

 それを舐めとるように、指の代わりに舌をあてた。

 

「ふわぁ!」

 

 しばらく布越しに刺激を与える。

 そろそろ内部も検査しないとなぁ。くっくっく……。

 秘部から顔を離し、するするとストライプのショーツを下ろしていく。

 名雪はくたっとして、もう抗議する気力も無いといった感じだ。

 ずり下げたショーツから片足だけ抜き、そのまま太もものニーソックスのあたりに引っ掛ける(これがポイントだ)、無論、黒のニーソックスを脱がすような無粋な真似などしないのだ。

 

「おやおや、大洪水ですな」

「そ、そんなの口に出さないでよぉ……」

 

 俺の言葉通り、ピンク色の秘部はひくひくと脈打ち、後から後から透明な液体が流れ出していた。

 

 

 

 

<つづく>

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