魔法少女さゆりん
Words by Kensuke

マジカルU/『
さゆりん、トキメキを抱いて

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『かつて、人間界と魔界の丁度中心で忌々しく恐怖に満ちた争いが勃発した。
互いに傷つけあい、憎み合い、殺戮を繰り返した人間と悪魔たち。
誰が望んだ争いでもなかったこの戦いにより、数千の生命が失われてしまう。
やがて幾年月が過ぎ和解を遂げた両者であったが、
人間側が悪魔側に捧げた秘宝の中にはかつて悪魔を戦争で虐殺した者も多数あり
両者はその秘宝をそれぞれのしきたりに則り浄化することにした。
だが・・・悪魔側の一部の道化師が僅かの秘宝にのみ細工をし、それが発覚。
主犯格と目された魔女一族は粛清の波に飲まれることになる。
だが・・・
生き残った魔女の子はその秘宝を人間界へと繋がる唯一の泉に投げ入れた。
そして・・・現代。その秘宝の一部は数百年の時の流れと共に
一人の人間の元へと辿り着いたのだった。

これはその秘宝の力を導き出し人々の平和、己の正義の為に使う
一人の勇敢な少女の物語である
その秘宝にはどんな力が込められていたのだろう?

魔法少女さゆりんA』



「――ごめんねぇー すな〜おじゃなくってぇ♪夢のな〜かな〜ら言えるぅ〜♪」

春の朝は暖かく眠気を誘う。二度寝症候群に陥る阿呆も多い。
ポカポカ陽気な季節。だからこそ遅刻者が多くなる気もする。
まあ、新学期早々なのでそういう馬鹿もいないと願うが。

風紀委員でもないのだがさゆりはいつもそういう遅刻者を気にかけてしまう。
ただ気にかけるというのは滅相もない。
もはやさゆりにとってはソレは朝の定例行事と化しているのだから。

「うぉ〜!新学期早々遅刻たぁちとやばいぞ〜!」

さゆりがクラスメイトと他愛も無い話をしていると廊下の随分端から
男子生徒の走る音と叫び声が聞こえてきた。

「あ〜らら、もう遅刻してるみたい。バッカだな〜」

「そんなぁー、見捨てちゃ可愛そうだよ。
皆で応援してあげようよー」

「ええ?チョットさゆり!」

友人との会話を途中で切り上げなにやら廊下に出て声を張り上げる。

「もうすぐだからー、あともう少しだよ、ガンバ!!」

さゆりのクラスでは多少慣れを感じているこの風景。
だが、左右のクラスからは何事だ、廊下に出てくる生徒もいる。

「もうすぐだから!もうちょっとだけガンバー!」

すでに最初の一行が過ぎ去った廊下で今度は次の走者の応援をしている。
さゆりが応援することで走者自体にも注目の眼差しを浴びせられ
大半の遅刻走者は赤面した顔を見えないように走ってくる。
あまりの恥ずかしさに明日から遅刻するヤツも減るだろう。
隣のクラスの生徒の中にもそう思うやつがいる。

で、さゆりの応援も終わりに近づいた頃、誰よりも遅く、誰よりも余裕ある面持ちで
さゆりの親友が歩いてきた。川澄舞だ。

「舞ったら、また遅刻しちゃったの〜?」

可愛がっていた動物が粗相をしたときに起こる主人のような言い方のさゆり。
対して、粗相をして主人の顔色を伺うような目をする舞。
しばらく沈黙が生まれるが、舞の方から口を開く。

「・・・ごめん」

「え?そんなの大丈夫だよ。だってあと1分時間があるから」

と、腕時計を舞の顔に近づけてニコニコと微笑を浮かべるさゆり。
その優しい笑顔に内心ホッとする舞。同時に溜息を吐く。
常人と比べてまったく分からないような小さな溜息だった。

平和な春の朝。
学校にて、倉田さゆりは幸せを感じ取っているのか?

2年生になって初めて舞とさゆりは同じクラスになることができた。
それは2人には喜ばしいことだが、思いもよらない不安が出てくる。
舞の悉く人を避けるような態度。行動。言動。
これがさゆりには少し悲しく見えてしまう。
1年生の時に、違うクラスだったが休み時間には廊下で会っていた。
その時の舞は常に冷静で何事も順調にいっている感じを受けた。
だが、実際は予想とはかけ離れていたのだ。

1年生の時に舞は既にクラスから完全に孤立していた。
これは1年時に同じクラスだった久瀬から聞いた話だ。
彼は先の始業式にて生徒会副会長に就任したばかりだ。
その彼がまたいつもの時間にさゆりの席までやって来た。
久瀬も同じクラスだった。

「どうですか倉田さん?このクラスにも慣れましたか?」

「え・・・?はい。とってもいい雰囲気で大好きなクラスですよ」

「さすがは倉田さん。誰とでも仲良くなれることが貴方の長所です」

「はぁー」

「尊敬に値しますよ」

「はー」

「どうされました?先ほどから溜息ばかりですが」

「・・・舞が、クラスに馴染めない様で不安なんです」

「なるほど。でもそれはあなたが深く悩むこともないのでは?」

そう言うと久瀬は考えるような仕草を見せた。

「なぜお友達のことをお友達が悩んだらいけないのでしょうか?」

「だめというわけでもないのでしょうけど、あなたは人一倍気を使ってしまう
ところがあるようですので。心配なんですよ」

「はぁー、ご心配お掛けしてます。人のこと言えないですね、私って」

さゆりは久瀬の言葉で少し心が傷ついた。
久瀬であろうと誰かに言われるのは分かっていた。
そして、言われることが怖かった。
指摘されることが。悪戯を見つかった子供のような気持ちになってしまう。
他の人から見たら多分さゆりは舞にとらわれすぎている。
単なる友達思いな女の子。その範囲を超えてまでも悩むさゆり。
自分自身が本当に何も考えず、ただ友人を心配しているだけだろうか?

自分では見たくない、考えたくもないことだ。
知りたくもなければ、触れられたくも無い。
もちろん自分で触れるなど考えることもなかった。
結果
他人に指摘されることを待っていることしかできない。
指摘されたらそれに対する対処が必要であり、
今のさゆりにはそれができない。対処する術を知っていない。
知らずに育ったとも言えるだろう。
幼い頃からさゆりはいつも笑顔だった。
だが、心の奥底では別のさゆりがあざ笑っていた。
けなげに自分を隠そうとする自分自身のことを。
人事のように声も立てずにクスクスと、クスクスと。

そんな時、自分と同じような同性と出会う。
それが・・・。

考えることさえしなかったから、その時から時間は止まっている。
未だに時計は動かない。動かせていない。
誰も他人の時計など動かそうとしない。
壊れてもいない時計はずっと止まってまま。
年月だけが悲しげに時を刻む。
二人の時計の針は最初からついていないようなものだ。
針がなかったから誰もその時計を進めることはできない。
なら時計に針をつければよかった。
欠けている なにかを針代わりにして。
そうでもしなければ一生動かないだろう。
一生嘘の笑顔で、偽者の証である偽善めいた笑顔で
周りの大人も子供も騙し続けなければいけない・・・。

さゆりは苦悩した。
苦悩して考え続けた。終わらない思案は今日まで続いていた。
そして、ようやく問題をとくための基本式を知ることができたにすぎない。
この問題は応用が必要だった。
応用した考えができるには経験が必要だ。
彼女にはそれが少なかった。
だから基本式が分かった今も問題をずっと見ていることしかできないでいる。
解決する糸口はない。

「倉田さん?」

ふいに自分の名前を呼ばれてハッと気づく。
現実に呼び戻したのが久瀬だと知って複雑な気分になる。
自分は久瀬に見透かされているんじゃないか?
いいや、皆がさゆりのことを見透かしているのでは?

だからか・・・。
だからみんなそうだったんだ。
楽しいことや悲しいことを共有したりすることはできる。
さゆりだったらどんな人とも仲良くなれた。
でも・・・誰一人さゆりを助けてくれる人はいなかった。
助けれる人も、助けたいと心から願う人も。

ああ、私は孤独だったんだ。
舞のことを可愛そうな少女だと思ってたんだ、きっと。
実はそれは自分自身のことでもあったのに。
舞を通して自分を第三者の立場から見ていたんだ。

許せない。
何よりも・・・舞を理解してあげられてなかった自分が。

もうどうしようもない

「倉田さん?倉田さん?」

久瀬は分かってくれてるのかな?
いつも自分から離しかけてくれる彼は。
私が嫌っていることも知らないのかな?
それとも、知っているのに優しくしてくれるのかな?
ならこの人を信じてみたい。
この人に頼りたい。頼れる人がやっとできた。
やっと・・・。

「・・・倉田さん?顔色が優れないですよ」

「久瀬さん、私・・・」

カーンコーンキーンコーン

最後の言葉を口にすることはできなかった。
5時間目の予鈴だ。
5分後に5限目が開始する。急がなくては。

「・・・さゆり」

教科書類を持って3階を目指していたら舞に会った。
舞の方から話しかけてくれた。

「なぁに?舞から私に用なんて珍しいね」

「・・・さゆり・・・様子がヘン」

「そう思う?実は今日朝ごはん食べてなかったんです」

「・・・嘘」

舞はそれっきり黙りこんでしまった。
さゆりは残り3分以内で事を解決することはできないと判断し
舞とさよならして3階へ急いだ。

授業中もずっと頭から離れない。
舞の心配そうな顔。
さゆりを心配する舞。
そう、さゆりが舞を心配するなら舞もさゆりを心配してくれていた。
舞はそれを口に出さないで自分の中で消化しようとしている。
さゆりよりも舞の方がずっと辛いんじゃないのかな?

6限目は自習だった。

センセーがなかなかこないのでさゆりが職員室まで行ってきたのだ。
担当教諭は具合が悪くなって急遽自習になったらしい。
正直さゆりの体調も良くない。
ここ最近は何故か魔力を消耗しているような気がする。
考えているだけで魔力をどんどん放出している印象さえ受ける。
きっと連戦で疲れているのだ。今日はゆっくりと睡眠をとろう。
自分で言い聞かせる。

その時・・・。

「どうしてキミは親切にしてくれた人にお礼の1つもいえないんだ!」

久瀬の怒鳴り声が教室に響き渡った。
久瀬が皆のまえで怒るのは珍しいことだ。
まして、怒鳴り声まで上げるとは。
いったい誰が何をしたんだろう?

・・・・え?
・・・・どうして?・・・・舞が?・・・・

久瀬がしかりつけていたのは川澄舞だ。
舞は俯いて黙って耐えているように見えた。

「キミは怒られている時も人の目を見ないんだね」

「・・・・」

嫌味を言われても何も反論しない舞。
それが久瀬はきに食わないのか、さらに激しく叱咤する。
さゆりは居た堪れなくなりすぐに久瀬へ歩み寄る。

「久瀬さん!舞がなにをしたのか知りませんがそれくらいにしてあげてください」

「・・・倉田さんには気の毒ですが、彼女は許せませんね」

「舞が何をしたっていうんですか!?」

少し怒りを込めて久瀬に聞く。
久瀬は待ってましたと言わんばかりに嫌な笑顔を見せる。

「さあって、それはここにいる皆に聞いてみてはどうですか?」

「ここって・・・クラスの皆のことですか?」

「そうですよ。少なからず彼女に悪い印象を持っている人は多いかと」

クラスの連中は全員さゆりと目をあわそうとしない。
逆に舞をじっと睨みつけている。
誰かは醜い化け物を見るような目で。
誰かは痛いものを見るような目で。
誰かは舞を・・・舞のことを・・・。

「そんな目で見ないでよ!!」

突然のさゆりの怒声に周りの連中はビクっと反応する。

「どうしてぇ?舞は何も悪いことしてないじゃない!なのになぜ?」

さゆりは涙をこらえている。ギリギリと歯が鳴る。

人間には喜怒哀楽という感情が備わっている。

それは生きている中で身につくもので、失くすものでもある。

感情には我慢の限度があると思う。

個人差はあるが泣くのを我慢していても涙が溢れて来たり、

怒りを我慢しても抑えきれず物に当たったり。

人はそうやって理性を保とうと努力する。

だからこそ人間は人間で居られ続ける。

今思えば、さゆりも舞も幼い頃から人一倍我慢強い女の子だった。

あれは小学生のころ。
砂場に大きなお山を作ろうという話になった。
男の子は勝つことにとらわれ、
女の子は見ている子や、手伝う子、興味の無い子、汚れるのが嫌な子
様々なポジションで様々な表情をしていた。

言い出したのは舞だ。

「・・・それなら勝負する」

男の子の挑発に乗った舞。罠にはまった子羊のようだ。
舞は無表情で黙々と土を集め始める。
スコップも使わないで素手だけで作業する。
そもそもスコップ自体舞のではなかったから、舞が貸してなどと
自分で言うとも思えなかった。
さゆりはその時少し間をはずしていて、自体を知らない第三者として
その場に戻ってきた。

舞は黙々と山を作っている。男の子たちは途中で飽きて放置している。
30分が経っても舞は山を作り続けている。
女の子が1人、また1人と帰宅しても舞は暗くなるまで作ろうとしていた。

「・・・勝ちたいの」

作業中に舞が一度だけそう口にした。
それは無意識に口から出た言葉だと思う。
さゆりも理由は知らないがとにかく手伝った。

「1人でやるより2人のほうが喜びも倍になるよ」

やがて山は完成した。だが、公園には誰もいない。
たった2人だけ。さゆりと舞だけが砂場に立っていた。

「・・・舞?」

心配そうに舞に声をかける。
舞は俯いて黙っている。

「・・・舞?もう帰ろ」

両手を土でどろどろにした舞。俯いている。
さゆりはどうすることもできずに時間を共にした。
20分経過してようやく舞が一人手を洗いに水飲み場まで歩いていった。

「・・・」

舞は無言で自分の両手を洗っている。
勝負を放棄された悔しさはない。ただ、達成感もない。
あるのは、むなしさだけだ。

結果はある。だが、それを評価する人間がいない。
一人で完成させようが、二人で完成させようが
第三者の介入が無い。
自分たちで作ったものを自分たちで評価しても
それはただの自己満足でしかない。
自己陶酔に陥り自分を見失うほど舞は馬鹿ではなかった。

普通なら達成感を得るところだが、舞にはそれがない。

あるのは、むなしさだけだ。

さゆりは悲しくなった。悲しくなってなきそうになった。
これなら自分が参加せず、自分は評価に回れば良かったじゃないか。
後悔の念だけが胸を横切った。

手を洗い終えた舞は無言で歩いていく。両手は水に濡れたまま。
ハンカチを差し出したさゆりの手を舞は押しのける。

「・・・いらない」

「どうして?」

「・・・いらないから」

「・・・拭いたほうがいいよ」

「・・・どうして?」

「・・・」

さゆりは自分と舞の違いが初めて理解できたように思えた。

今のこの教室での出来事はまったくその時と同じだ。
「久瀬、なんなら一人一人指名して意見でも聞きましょうか?」

久瀬の考えはどんどんエスカレートしていく。
このままでは舞が見世物になってしまう。

さゆりはもう久瀬の頬を叩くことさえ考えていた。
そうしたら自分も舞と同じような扱いを受けるかな?
舞は悲しむかな?
あの公園の時みたいに・・・。泣くかな?・・・


との時教室の扉が開いた。
センセーが来たのかと思った生徒たちは急いでいつもの授業体制を整える。
舞と久瀬とさゆりだけ起立した状態になった。
久瀬がしまった!と思う前に

「おいメガネ。とっとと座れ」

教師らしくない長身で冷たい感じのする男がそう告げた。
不快感を覚えた久瀬はその指示には従わない。

「先生、そんな暴言今まで聞いたことがありませんよ」

「お前に言ったのは初めてだな」

「そうじゃなくて、最低ですよ、あなた」

「お前ほどじゃないがな」

さゆりは教師の顔を見てただビックリしているだけだ。
舞も同じく顔には出さないが驚いている。

不快なのは久瀬だけだ。

「勘違いが多い人だな」

「お前は存在が場違いだ」

「なんだと=!!」

「なんだととはなんだ?」

「うるさいうるさい!僕を誰だと思ってるんだ!!」

「出席番号7」

「な、なんて教師だ!!!!」

「誰が教師と言った」

「・・・・んな!!!?」

「こ、そ、あ、ど のうちどれが入るんだ?」

もはや完全に久瀬のペースを崩している彼は・・・。

「ユキトさん!!」

「おお、誰かと思えばさゆりんじゃないか」

「・・・」

その瞬間、クラス内は妙な雰囲気に押しつぶされた。

あとで聞いた話だがユキトは安田の命令でさゆりを護衛することになったらしい。
どうやら最近なにやら不吉な力が各地で確認されているとか。

「ということで俺は当分税金生活だ」

「まだそうとは決まってないじゃないですか!免許持ってるんですか?」

「ない」

「なら教師にはなれませんよ!!」

「・・・そうなのか?」

「そ・・・そうですよ」

「安田に騙された」

「安田さんは騙してなんかないですよ〜!」

「今年流行の巧妙な手口だな」

「だから〜!」

さゆりたちが作戦会議?をしていると久瀬が声を掛けてきた。

「倉田さんの知り合い?」

「知り合いも何も・・・」

そこでにやにやと笑みを浮かべるユキト。
久瀬のカンに悉く触れるユキト。

「ならあなたたちの関係とはなんですか?」

「こんな関係だ」

ふいにさゆりの額にユキトの手がかぶさり前髪が持ち上げられた。
そして、刹那・・・。
ユキトの顔がさゆりに接近し・・・
額にはユキトの額が・・・。

「36度3分。平熱だな」

さゆりは顔を真っ赤にしてユキトから離れる。

「なんだ?微熱か?」

かくして強引に加わったユキトはさゆりの護衛として活動することになる。

「なにがなんだかわかんないです〜〜!!」

さゆりは目を回しながら教室を飛び出し廊下をヨロヨロと走っていった。
久瀬は何か言いたげだったがすぐにさゆりを追いかけた。

残されたユキトと舞。

舞がジットユキトを見ている。
気づいたユキトは舞にこう言った。

「お前もしてほしいの?」

瞬間舞のひざがユキトの腹部を直撃・・・。
口数が多いのもなんだな、と思いながらユキトは倒れこんだ。

倒れながらユキトは安田に言伝を頼まれていたことを思い出すが、
なんだったか思い出せなかったので適当に・・・記憶から消去した。

倉田さゆり 魔法少女
川澄舞 魔物を討つ者
国崎往人 ???

何がどうなるやら。




制作日/2003年3月20日

企画・原案・シナリオ/Kensuke


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