第41崩壊【やりかねん】

 あゆ「秋子さん、おかわりっ」
 祐一「な、何であゆを朝食に誘うんですか?」
 秋子「食事はひとりでも多い方が、楽しいですから…」
 あゆ「…そうだよっ!」
 祐一「いや、まぁ…ひとりくらいだったら、いいんですけど…」

 栞 「えぅ〜、どんどん箸が進みます〜」
 香里「こら栞、あんまり食べると太るわよ?」
 美汐「ご相伴にお預かりしてます、相沢さん…」
佐祐理「あははーっ。佐祐理といい勝負ですね、秋子さんっ」
 舞 「…嫌いじゃない」

 祐一「どうして彼女たちまでいるんですかっ!?」
 秋子「ですから…食事はひとりでも多い方が、楽しいですから…」
 祐一「だからって、これじゃあ俺の座る席もないじゃないですかぁっ!!」
 舞 「………祐一、うるさい…」(ゴゴゴゴ…)

 祐一「おい舞、何見てるんだよ…って、まさか――」


  …ガッシャアアアァァァンッッ!!

    …パリィィィンッッ!!


 祐一「まっ、魔物はやめて…魔物はーーーーーーーーーっっ!!!」


  ――そして、みんなの朝食会は無期延期に♪<マテ



第42崩壊【危険ジュース…謎ジャム…濃厚ドロリ…そして――】

 祐一「ん…何だ、ヤケに機嫌がいいな」
 栞 「やっ、やっぱり分かります?」
 祐一「あぁ、その顔を見れば…しっかし、暑いよなぁ…」
 栞 「季節は夏、真っ盛りですもんね」
 祐一「こんな時こそ、アイスじゃないのか?」

 栞 「――フッフッフ…」

 祐一「? …どうしたんだ、栞…」
 栞 「よくぞ訊いて下さいました、祐一さんっ!」
 祐一「何だ、一体…何があったんだ?」
 栞 「ついに私は見つけたんです――念願のアイスをっ!」
 祐一「…念願の、アイス…?」
 栞 「はい、それも――」

 栞 「――真夏の炎天下のなか、二時間放置しても溶けないアイスをっ!!」
 祐一「何ィィ……ッ!?」

 祐一(…どこだよ、そんな摩訶不思議な代物をつくってくれた会社は…)


  『 製造元 : 水瀬食品 』



第43崩壊【元来は枯れ葉で…】

 祐一「よぅ、夜食買ってきたぞ」
 舞 「…………」(コクッ)
 祐一「今日は串団子だ。舞は串団子、好きか?」
 舞 「…嫌いじゃない」
 祐一「そうだよな。舞は和食が好き、って前に言ってたもんな」
 舞 「…その、もうひとつの袋は…?」
 祐一「ポテトチップ――これは廊下に撒くんだよ」
 舞 「…撒く?」
 祐一「一枚一枚撒いておけば…魔物が通ったとき、判りやすくていいだろ?」
 舞 「…………」(コクッ)
 祐一「俺なりにバカな頭で考えた、戦法ってヤツさ」

 祐一(いつまでも、舞に迷惑はかけられないしな…)

  …パリッ…

 祐一(だからこうして、少しでも役に…――んっ?)

  パリッ…、パリッ…

 祐一「まさか、さっそく敵さんのお出まし…ってか?」
 舞 「…………」
 祐一(でも待てよ…確か、まだ撒いてないはず…)
 舞 「…………」
 祐一(じゃあ、一体…どこから――)
 舞 「…………」(パリッ)


 祐一「食うんじゃねぇーーーーーーーーーーーーっっ!!!」<魔物出現!



第44崩壊【Kanonの人参、AIRの大根】

 裏葉「市場でございますか。たくさんの野菜が売られておりますね」
 神奈「のう、柳也…あれは何じゃ?」
 柳也「…ん? あぁ、あれは大根だぞ」
 神奈「デタラメを申すでない、この無礼者っ!」
 柳也「なっ、アレは確かに大根――」
 神奈「夏に大根は出回らぬ上、あんな形もしてはおらぬ」

 裏葉「はい…大根は江戸時代の品種改良により、以降は形を変えたのでございます。
    また、秋にしか種を蒔(ま)けず、出荷は冬のみとなっておりますゆえ…」

 神奈「…うむ、その通りじゃ!」
 柳也「何で箱入り娘のお前がそう断言できるっ!」
 神奈「箱入り娘などではないっ! しかし…はて、何故じゃろうな…?」
 柳也「裏葉も裏葉だ、どうして未来のことを知っている?」
 裏葉「さぁ、何故でございましょうね…」
 柳也「…またか、ヘボ作者…」(ボソ)

 柳葉(放っといてんか…)


  …………


  ………


  ……


 祐一「おい、料理まだか?」
 あゆ「うぐぅ…って言うか、この人参…変なんだよぉ」
 祐一「ん? どれどれ…おわっ、葉っぱ長すぎ!」
 あゆ「ねっ、絶対におかしいよね?」
 祐一「いや、でも…俺たちってさ、料理慣れしてないはずだろ?」
 あゆ「じゃあどうして、ボクたちがこんなことに気付くわけ?」
 祐一「やっぱり…あいつか、ヘボ作者…」(ボソ)

 柳葉「だからっ、ヘボヘボ言うなっちゅーねん!」

 祐一「お前もお前で、唐突に現れるなっての」
 あゆ「それより…こんな、ミスを取り上げるようなことばかり書いて大丈夫かなぁ?」
 祐一「下手なことばかり書いてると、そのうち強制消去だぞ」
 柳葉「…だってしゃーないやん、事実なんやし…」
 あゆ「人参はともかく…大根は、自力では判らなかったくせに…」
 祐一「どうせ、どこかの雑誌で仕入れた知識じゃないのか?」
 あゆ「入れ知恵だ〜、入れ知恵〜っ!」
 祐一「それ、意味が違うと思うぞ」
 あゆ「うぐっ…」(滝汗)

 柳葉「ま…まぁ、とにかく…Kanonは完全にCGが間違っとって、
    AIRの方はCGとシナリオの手違いから…って、そう聞いたで…」

 あゆ「ふ〜ん…ねぇ、ところでさぁ…」
 祐一「思ったんだが、今回…オチはどうなるんだ?」

 柳葉「………あっ、まったく考えとらやんだ!」


  一身上の都合(著者逃亡)につき、強制終了ッッ!!!<マテ



第45崩壊【もちろん舞が圧勝】

 祐一「女の子を可愛く見せる方法、何かないか?」
 名雪「う〜〜〜ん…あっ、アレなんてどう?」
 祐一「どれどれ…――」


  『 <校内武闘会>

     ・燃え上がる闘志!
     ・漲(みなぎ)る血潮!
     ・汗と汗が飛び交う、美しき舞い!

      【注意事項】
        一、相手の命を奪うことを堅く禁ず。
        一、銃火機を除き、武器の使用は可能とする。
        一、勝敗の判断はすべて審判員に委ねられている。

                       −主催:学園生徒会− 』


 祐一「――逆効果とは思わないのか?」
 名雪「う〜〜〜ん…それは盲点だったよ♪」<本気っぽい
 


第46崩壊【参加資格は剥奪】

 祐一「何とかなる…って、本当なのか?」
佐祐理「知り合いに、そういう方がいるのを思い出したんです」
 祐一「…本当に? だったら当日に期待…だな…」
佐祐理「あははーっ。楽しみにしてて下さいね」
 舞 「…………」


  …そして、舞踏会当日…。


 祐一「佐祐理さんたち、どんな格好で来るんだろうなぁ…」
佐祐理「祐一さーーーーーーんっ」
 祐一「…あ、来た来た♪」


  ――派手なコスプレだったり。



第47崩壊【茶目っ気でGO!2−佐祐理編−】

 祐一「何でも分かる…って、だったら通訳を頼めないかな」
佐祐理「ふぇ…舞の、ですか…?」
 祐一「あぁ、さっそく昼から頼むよ」
佐祐理「…あははーっ。分かりましたぁ」


  …そして昼休み、階段の踊り場…。


 祐一「よぉっ、今日もお邪魔するよ」
佐祐理「いらっしゃい、祐一さん」

 舞 「…………」(ジッ)

 祐一「あぁ、舞は何だって?」
佐祐理「『毎日毎日、佐祐理の弁当たかりに来てんじゃねぇよ』だそうです♪」

 祐一「――はいっ?」

 舞 「……………………」
佐祐理「『あのドレス一体いくらしたと思ってんだっ、このボケ!』だそうです♪」

 舞 「………ぽんぽこタヌキさん…」
佐祐理「ふぇ、そうだっけ?」
 祐一「…は、はは…」


  ――つまり、それが本音ですかっ!!?



第48崩壊【吉○興業を目指して…】

 舞 「…………?」
 祐一「舞の髪の毛…石鹸(せっけん)の匂いがする」
佐祐理「あははーっ。舞と祐一さん、恋人同士みたい…」

  ポカッ…

佐祐理「えっ?」
 祐一「ま、舞が…ツッコミを入れた」
佐祐理「ふぇ〜…」
 祐一「…ついに、舞が――」

  ――それはあくまでも序章に過ぎなかった。
  数ヶ月後…その道に目覚めた舞は、真のお笑い芸人となるべく、
  厳しいツッコミの修行へと旅立って…――。

 祐一「…んなワケあるかーーーーーーっっ!!!」


 舞 「――…西へ…」<本気?



第49崩壊【お約束リターンズ】

 観鈴「もう…いいよね?」
 晴子「あかんっ…来んなやっ」
 観鈴「頑張ったから…ゴールしても、いいよね…?」
 晴子「あかんっ、そんなん絶対に嫌やっ」
 観鈴「さん…にぃ…」
 晴子「観鈴っ! ゴールしちゃ…あかぁぁぁんっ!」
 観鈴「…い〜ち…」


  『 ふりだしに もどる 』


(BGM:青空)

 晴子「みすずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!」


 観鈴「おかぁさああああああぁぁぁ…」<フェードアウト



第50崩壊【触らぬ<カミ>に…】

 柳葉「ところでさぁ…」
 祐一「…どうでもいいが、お前いつも何の脈絡も無しに出てくるよな」
 柳葉「フッ、神出鬼没のやなゆうと呼んでくれ………同い年のよしみで」<真実
 祐一「まぁ、いいさ。…それで何の用だ?」
 柳葉「秋子さんの三つ編みが解かれると、どうなるんや?」
 祐一「え…解かれてどうなる、ってわけでもないだろ」
 柳葉「甘いな…あれはきっと、何かの封印なんや!」
 祐一「…まぁた、唐突な話を…」
 柳葉「髪が解けた瞬間、魔力がよみがえり、最凶最悪の魔法使いの復活や!」

 祐一「お、おい名雪…あのバカ、ちょっと止めてくれないか?」
 名雪「えっ…私が、止めるの…?」
 柳葉「ちょい待ち、関西人に『バカ』は無いんちゃうか?」
 祐一「お前は名古屋人だろうがっ!」
 柳葉「体の半分はそうでも、心は関西人なんやて!」
 祐一「まぁ…普通、名古屋人は三重弁なんて使わないからな…」
 名雪「ちょ、ちょっと二人とも…話が脱線してるよ?」

 柳葉「――とにかくやっ!!」
 祐一「そんなに知りたかったら、秋子さんに直接訊いてみればいいじゃないか」
 柳葉「…そやったな、それは気付かなんだ…ほならっ♪」

  …やなゆうは軽快な足取りでリビングを出ていった。

 名雪「あんな、出鼻を挫くような言い方しなくてもいいのに…」
 祐一「悪かったな。…俺は昔っから毒舌なんだよ」
 名雪「別に、そういう意味で言った訳じゃ…」

 祐一「しっかし、訊くったってなぁ…どう訊くつもりなんだ?」
 名雪「わたし…何だか嫌な予感がするんだよ」
 祐一「…奇遇だな。俺もだ…」


  …バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ…

 悲鳴「ぎゃあああああああああああああああぁぁぁ…」<変化


祐&名「………………」(合掌)


  …………

  ………

  ……


 秋子「ところで、新しいヂャムが出来たんですけど♪」
祐&名「………………………………」(合掌)


  『――えいえんは あるよ…

       ……ここに あるよ――』


                   FIN(笑)<終わってませんよ?

 

 

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