青い果実(笑)


 

「えっと、これは萌えるごみで、これは萌えないかな?」
 目の前に山積みされた不要物を、俺はてきぱきと分別している。
 はじめてから、既に3時間が経っていて、目の前の山は、まだ2割も片付いていないが、てきぱきと、やっているのだ。
「ったく、なんで俺がこんな事を」
 それもこれも、名雪がいきなり大掃除など始めたりするからだ。
 こんなくそ暑いときに、何も好き好んで大掃除なんか、やらんでもいいだろうに。
 しかも、秋子さんは出かけてるし。
 おっといかん。また手が止まっていた。
「あ〜、たぶんこれは萌えないな。んで、これは……何だこりゃ?」

 『俺の下であがけ』 アリスブルー製作

「忘れよう」
 取り合えず、萌えないごみに放り込んだ。
「それにしても、暑いな」
 溜息が出る、もう34回目だ。
「祐一〜〜」
「何だよ?」
 後ろのほうから、テンション高めな名雪の声が聞こえる。
「ねえ、ちょっと見て」
「このくそ暑いのに、良くそんな……」
 振り向いた俺は、その光景に絶句した。
「さっき、たまたま見つけて、着てみたんだけど」
 どうかな? と、小首を傾げて尋ねる名雪。
「あ〜、いくつか質問があるんだが」
「なに?」
「まず、第一に、なんでそんなもんがある?」
「中学時代のやつだよ〜。まだ着れるのは、意外だったけど」
 あちこちきついけどね。と、照れ笑いを浮かべる名雪。
「では、第二に。なんでそんなもん着てる?」
「ほら、暑いから、こっちの方が涼しいし、祐一に見せてみたくて」
 ちょっとマニアックかな? と、さらに照れ笑いを浮かべる名雪。
「んじゃ、最後に、それは捨てるのか?」
「うん、色々思い出はあるけど、それで置いてたら、きりないし」
 ちょっと残念だけどね。と、スク水の胸元をつまんで見せる名雪。
「なら、汚してもいいわけだよな?」
「え? ちょっと、祐一?」
「そうと決まれば……する事は一つだ!」
「ちょっ、まっ、きゃぁぁぁ!」
 名雪の腕を掴んで、風呂場にダッシュ!
「ゆ、祐一、なにを……」
「ふふふふふ、そんな格好を見せられて、黙っていては男がすたる!」
「す、すたっていいよ、そんな男なんひゃっ」
 なにやら、不服を訴えている名雪の胸に、布越しに吸い付いた。
「や、やめてよっ。ゆういちぃ!」
「ふぁふぇふぁやふぇるふぁ!」
 誰がやめるか
「あひゃっ、その状態でしゃべらないでぇ」
「はふっ、そういう抵抗しながらも、身体は正直よな。ふふふふふ」
 両手で名雪の胸をもみしだく。
 既に、ポッチが自己主張をし始めているのが、何よりの証だ。
「やめてってばぁ、ゆういちのばかっ」
「んじゃ、これはなにかなっと」
 ぴちぴちの隙間から、腕を挿し込んで、胸の突起を捻る。
「んひゃっ」
「ほれほれ、正直になったらどうだ?」
 言いつつ、もう片方の手を、名雪の股間にそっと這わせる。
 触れるか触れないか、ぎりぎりのラインを、ゆっくりと往復。
 時折名雪がぴくぴくと反応する様を堪能する。
「ん〜。やっぱり、動かしにくいな」
 ただでさえぴちぴちなのに、そこに腕を突っ込んでいるわけだから、隙間に、余裕があるわけが無い。
「仕方ない、勿体無いけど、どうせ捨てるんだし」
「ゆういち?」
 とろんとしながらも、危険を察知したのか、名雪がこちらに視線を送った。
「なんで、そんなの持ってるの?」
「気にするな」
 名雪の疑問を一言で切り捨て、どこからともなく取り出したはさみで、水着の左肩の部分を切った。
 もちろん、片方だけだ。
「でなければスク水を着てる意味が無い!」
「祐一の変態ぃ!」
「おっといかん、声に出してしまったか」
「私の知ってる祐一は、そんなんじゃ無かったよ!」
「ま、それはともかく、再開再開っと」
「無視しないでぇ!」
 なにやら名雪が非難めいた事を言っているが、気にせずに再開する。
 外気にさらされた柔らかな乳房。
 片方が締め付けられてる事も相まってか、それはいつもよりも大きくみえる。
「まぁ、そんな事はともかく」
「なにが?」
 取り合えず、吸い付いた。
「うひゃぁっ」
 右手で秘唇を愛撫しながら、存分に味わう。
 ころころと舌で突起を転がし、軽く食む。
「んっ」
 そのまま、強く吸った。
「はうっ」
 軽い電流が流されたように、びくりと身体を震わせる名雪。
「あ、そうだ」
「?」
 また何かされると思ったのか、名雪が少し身を固くする。
「わすれてた」
 一旦乳房から顔を離し、名雪の唇に自分のそれを合わせた。
「順番で言うと、こっちのが先だよな」
「……ばか……」
 消え入りそうな声で、名雪が呟いた。
「ああ、ばかだよ」
 それに答え、今度は深くくちづけをする。
 名雪の口内に舌を差し入れると、名雪は自分から舌を絡めてきた。
「ん……ふ……ちゅっ……」
 唇を離すと、二人の混ざり合った唾液が、名残惜しそうに糸を引いた。
 名雪がポーっとしてるのを見計らって、右手を名雪の股間にやる。
 クリトリスがあるだろう場所を、二、三度指でノックした。
「んひゃぅっ」
 突如与えられた感覚に、名雪が大きく仰け反る。
 再び乳房に吸い付き、膣口の辺りをなぞる。
「はぁっ……はぁっ……」
「凄いな、もうべちょベちょじゃないか」」
 名雪の愛液に濡れた手を、目の前にかざしてみる。
「そ、んなこと、いわないっ」
「じっくり見て、確認してやろう」
 じーーっと、名雪の股間を観察する。
 ちなみに、距離にして25センチ程度の場所からだ。
「な、なにしてふぁっ!」
 ぱくっと、目の前のそれを、食んだ。
 そのまま、舌で嘗め回す。
「やっ、だめぇっ」
 数度、膣口がある場所を嘗め回した後、クリトリスを、舌でノックした。
「ふやっ」
 びくりと身を震わせる名雪。
「ちと、かびくさい」
「ず、ずっとしまっててたんだから、当たり前だよ!」
「わかってる」
 頷きながら、再びはさみを取り出した。
「だから、なんでそんなの持ってるの?」
「企業秘密だ」
 先ほどまで嘗め回してた場所の布を、ひっぱった。
 ちょきちょき
「ちょっ、なにやってるの!」
「本当なら、ずらしてがいいんだが、小さすぎて、無理そうだからな」
「そ、そういう説明じゃなくて!」
 ちょきんっ
 うむ、絶景。
 外気にさらされ、名雪自身が分泌した液体で、とろとろになっている蜜壷に、指を挿し込んだ。
「あっ、んんんっ」
 敏感に震える名雪。
 中のヒダヒダが、いやらしく指に絡み付いてくる。
「うむ、絶景かな」
「マニアックだよ!」
「最初に着てきたのは、名雪だろう」
「そ、それはそうだひゃっ」
 すいっと、中の上の方を擦る。
「何かの書物によると、この辺にGスポットなるものがあるらしい」
「変な知識喋らないで!」
「む、声に出てしまったか。まぁいいが」
「良くないっ」
「うるさいやつめ、そういう奴にはこうだっ」
 挿し込む指を2本にしてから、少し曲げ、高速で抽挿する。
「うゃぁぁぁ!」
「さらに横振動も追加!」
「ふやぁぁぁ!」
 効果はすばらしかったが、こちらの体力が尽きるのも、早かった。
「ぜは〜っ ぜは〜っ」
「ふぅっ、ふぅっ」
 呼吸が落ち着いてから、ふと名雪の様子を覗き込んだ。
 名雪も、どこかぼんやりとした様子で、目の焦点がいまいち合ってない。
「何回イッた?」
「ゆういちのいじめっ子」
「ま、それはともかく」
「?」
「そろそろ、行くぞ?」
「え、ちょっと待って。私、さっきイッたとこ」
「そうか、俺はまだだ」
「ま、まっててばっ、にゅぅっ!」
 名雪の言葉を無視して、一気に挿入した。
「は、はぅっ、ふぅっ」
 いきなりの圧迫に、名雪が口をパクパクとさせ、空気を求めている。
「休んでる暇はないぞ〜」
「まってってばぁ」
「知らん」
 名雪の言葉を無視して、腰を抽挿しはじめた。
 ずっ、ぷちゅ、ちゅぶっ
「はんっ、あ、やっ」
 ヒダヒダが絡みつく感触をじっくりと味わう。
 やはり、シチュエーションのせいか、いつもよりも、きつい。
「興奮してるだろ」
「変なっ事、聞かないでよぉ」
 抽挿を早くしたり、遅くしたり、時には捻りを加えながら、名雪の膣内を存分に蹂躙する。
 それによって、名雪からあがる喘ぎも変わる。
 それが楽しく、イッてしまうのがもったいない気がした。
「ゆっ、祐一、もう……だめっ」
「わかった」
 どうやら、もう名雪も限界らしい。
「一緒に……な」
「う、うんっ……」
 こちらも激しく腰を抽挿し、ラストスパートをかける。
「んっ、んあぁぁぁぁぁっ!」
 まず名雪が絶頂に達し、膣内で激しい収縮が起こった。搾り取るかのように、強く、優しく。
 それに溜まらず、俺も精を放つ。
「くぅっ」
 どくどくと吐き出され、それが名雪の膣内の奥を叩く。
 吐き出されるたびに、名雪もぴくぴくと震えていた。
「はぁっ、はぁっ」
 最後の一滴まで搾り取ろうとするかのように、名雪が俺を締め付ける。
「ふぅ〜」
 全てを奥に吐き出して、俺と名雪は、再びくちづけを交わした。


 軽く後始末を済ませた後、名雪が汗を流すといって、俺は浴室から追い出された。
「一緒に入るか?」
 という、俺の言葉に対しても、名雪は恥ずかしいといって、受け付けなかった。
 もっと恥ずかしい事、やった後なんだが、女心というのは、よく分からない。
「取り合えず、片づけの続きでもするか」
 独り言を呟きながら、未分別の山の前に座り込み、分別を再開する。
「祐一さん、片づけは、どのくらい済みました?」
「いやぁ、見ての通り全然……って、秋子さん!?」」
 突如かけられた声に、驚き振り返る。
「そろそろ、少し休憩されたら、どうかしら?」
「い、いや、まだ大丈夫です」
 さっきのあれには気付いていないのか、秋子さんはいつも通りニコニコとしている。
「そうですか?」
「は、はい、大丈夫です」
「やはり、休憩にしましょう。ジュースを買っておきましたから」
「……分かりました」
 休憩は、秋子さんにとって既に確定しているらしい。
 ならば、逆らったところで無駄というものだ。
「あ、それと、祐一さん」
「なんですか?」
「避妊はきっちりしてくださいね」
 秋子さんの言葉に、俺の思考は吹き飛んだ。
「私としては構わないんですけれど、やはり、まだ大変だと思うんです。名雪はまだ、高校生ですから、それに、陸上部ですから、やっぱり、出来たら大変だと思うんです。何より……」
 秋子さんの話が終わる20分くらいの間、俺の意識は飛んだままだった。





<すいません。終わらせてください。というか、勘弁して>