これを読む前に・・・
この文章は名雪シナリオのエンディングのあと・・・秋子さん退院後の祐一の思いとして
語らいでいます。
という感じで書いているのであしからず

「After Snow 〜雪のあと〜」


俺が名雪とはじめて肌を重ねた夜・・・・・・・・・・

俺は名雪とある約束をした。
俺は高校を出たら短大に行き、
俺が卒業したら・・・・
二人で一緒に暮らそうって・・・・結婚しようって
お金はそんなになくてもいい
家も小さなアパートでもいい
二人で寄り添って生きていければ
それだけで・・・・・・

そう、俺の仕事が軌道に乗ったら
家を建てて・・・・・
自分たちの子供と・・・・
おばあちゃんになるには若いかもしれないけど
秋子さんも呼んで
俺と名雪と子供たちと秋子さんと・・・

毎年冬になると昔の友達を集めて・・・・
一日中馬鹿騒ぎをして・・・
そう・・・あゆや栞や香里に舞そう北川や真琴も呼んでやらないと
そのころには北川と香里が結婚していて
みんなであの冬のことを思い出す・・・
永遠に続く・・・あの冬のことを・・・







俺の耳元で名雪が
こうつぶやく・・・
「私には・・お父さんがいないけどお母さんがいた・・
 お母さんが強かったから・・・・さびしくなかった
 でもね・・・私は・・・お母さん見たいには強くなんか
 なれないからどこにも行かないで・・・
 ずっといっしょにいてね」


kanonはいまここからはじまる・・・・・
終わりのない冬の夢・・・・・







NeverEnding Kanon.

by noeling kume




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