『虹が架かれば』

〜ONEから茜SS〜

(『もう傘は要りません』イメージポエム)

 

春の柔らかな日差しに包まれた中で

 

一人息をひそめて泣いていました

 

さよならも言えずに離れた

 

あの人の面影が何故か蘇ります

 

私は・・・

 

何もしてあげられなかった

 

いつも見守っていてくれたのに…

 

私はあんなにも癒されたのに…

 

私はあなたを救ってあげられなかった

 

伝えたいこと

 

たくさんあったのに

 

たくさん、たくさんあったのに…

 

あなたはもう何も答えてくれません

 

遠い人

 

あなたは遠くへ行ってしまったから

 

遠い遠い

 

この空の向こうへ

 

大きな虹が架かれば

 

雲の上にまで架かるような

 

大きな虹が架かれば

 

あなたに会いに行けるでしょうか

 

わがままで

 

嘘つきで

 

自分勝手で

 

子供っぽくて

 

人の気持ちなんか何も考えなくて

 

それでも・・・

 

それでも大好きなあなたに

 

 

 

 

 

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