第8話の後書きです
後書きです。
新しい世紀を迎えられ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
新世紀、21世紀だと騒いではいても、世の中は急に変わるものでもありません。とは言え、それじゃあ意味は無いのかというと、そんなこともないのでしょう。時間の区切りと言いますか、気持ちの切り替えと言うべきなのか、そういったものは確かに必要だとも思います。
えー、そんな訳でありまして、思いも新たにここ『くじういんぐ!』の発展を願う次第であります。そしてそのおこぼれにあずかりまして、「勇者マルチ!」も少しだけ読んでいただければいいな――なんて考えているのですよ(笑)。
思わず本音がでてしまいましたが、まぁそんなところで。これにて、新年の挨拶とさせていただきます。
今回の話、坂下VS琴音ちゃんオンリーになってしまいました。やはり戦闘シーンの表現は難しいですね、予定文字数も大幅にオーバーしてしまいましたよ。戦いの緊迫感をうまく表現できたのか、間の取り方はどうなのか。自分では良くわからないのですが、ある程度は成功していることを祈っております。
一応、琴音ちゃんの超能力について触れておきます。身を守るバリア、相手を持ち上げる念動力……ともに原作(PC版)でもあった能力ですね。使用後は眠くなるのも同じくです。
尚、相手の攻撃をバリアで弾くときの金属音、これは気がつかれた方もいるかもしれません。そう、リーフファン御用達の同人ソフト、QOHの相殺音からのパクリであります。
しかし琴音ちゃん。私の書くSSでは気絶してばっかりのような気もします。特にこの「勇者マルチ!」では早くも2回目ですしね。けっこう不憫な役ではありますよ、目立ってはいますけど。
おかげで、どうにも主役のマルチの影が薄いのが困りもの……(笑)。
それでは、この辺で次回予告です。今回で坂下登場編は終わり、次はいよいよ真打ち・魔王の出番です。前回の後書きでチラッと思いっきり述べてしまいましたが、あの方であります。
それでは、こうご期待!! ……していただけるといいなぁ。
最後に、今世紀最初の――ってほとんどデフォになっていますが、
久慈光樹さん、90000Hitおめでとうございます!!
平成13年1月16日 光十字