このSSは銀河英雄伝説のパロディです。
キャラクターは『ONE』と『KANON』のキャラが起用されます。
どうか笑って許してください。
苦情、その他お問い合わせは作者まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人類の宇宙進出もある程度進み、地球が宇宙の……いや、人類の中心から外れていた頃……。

 人々は退嬰と堕落を共にし息の詰まりそうな閉塞間を壊してくれる人物を求めていた。

 宇宙暦500頃、一人の英雄と呼べる人物が誕生する。

 名を国崎往人……。

 彼は、軍隊に入ると、上官との衝突から辺境へと廻されるもののそこで海賊退治に功績をあげ次々と昇進する。

 そして、少将の位を得ると同時に政治家に転進し、大きな賞賛と共に自己の権力を増大させてゆく。

 そして、彼は最後に禁断の果実をもぎ取った。

 国家元首と議会議事長の兼任。

 法律で定められる三権の分立が犯された時に、生じた化学反応は銀河帝国皇帝と言う独裁者だった。

 

 だが、民主主義が無くなった訳ではない。

 ある極寒の惑星で強制労働させられていた共和主義者の天沢郁未は、子供の遊びをヒントに惑星を脱出。

 そのまま遠くの地に自由惑星同盟を作る。

 こうして、人類は二つの勢力に分かれ争いを繰り広げることとなる。

 時は帝国暦300年、宇宙暦800年ごろ。

 いつ終わるとも知れぬ戦いは又起きようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 えっ? フェザーン?

 ギャグだから出て来るまでは無視(ぉぃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『銀河英雄伝説パロディ』

〜おねかの英雄伝説〜

アスターテ会戦(前)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 艦橋に立ったみさおは思わず目の前の景色に見とれていた。

 あたり一面の星。

 自分が吸いこまれるかのような輝きに囚われたみさおは、一瞬の後に戻ってきた。

 

 

みさお「ふう……永遠に囚われるかと思った……危ない、危ない」

浩平「何がしたかったんだ? みさお」

みさお「あっ、お兄ちゃん」

浩平「待て、原作を知ってる人から文句がでるぞ」

みさお「大丈夫、どうせ別物だから」

浩平「……ま、いっか」

 

 それでいいのか? というつっこみはともかく……。

 

 帝国軍上級大将、折原浩平は深く、ため息をついた。

 

浩平「で……あれだろ? どうやら南辺りが文句でも言ってきたか?」

みさお「うん、とにかくお兄ちゃんに会わせろって会議室で待ってるよ、しかも大勢で」

浩平「しょうがないな……奴らに自分たちがただの脇役でしかないと教えてやるか」

みさお「お兄ちゃん、そこ台詞は『奴らの蒙を開いてやるか』って台本に書いてあるよ」

浩平「台本読んでもしょうがない……要は相手に勝てばいいんだからな」

 

 

 浩平は不敵に笑うと優雅な動作で立ち上がり会議室へと向かった。

 慌てて、みさおがつきしたがう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浩平「待たせたな……揃いも揃って要件はなんだ?」

南「はっ、我らの提言を受け入れて下さってありがとうございます」

 

 一同を代表して南中将が礼を述べる。

 他に氷上中将、北川大将、その他大勢の提督達がそろっていた。

 

浩平「無駄な挨拶をしている時間は無い……今の陣形が『ダゴンの殲滅戦』と同じだと卿らは言いたいのだろう?」

南「(せ……台詞先取りしやがって……)……その通りです」

浩平「なるほど、確かに敵は我が方の二倍近く……それが三つの集団に分かれてこちらを襲ってくる……」

南「……はい、非常に危機的です……体面なんざかなぐり捨ててさっさと逃げるべきかと」

浩平「チャンスだとは思わないか?」

南「はあ? (なに考えてんだこのボンクラは)」

浩平「確かに敵の戦力は多い……だが、わざわざそれを3つに分けてくれている。 つまり我々は各個撃破の絶好の位置にいるのだよ」

南「そんな机上の作戦で上手くいくなら軍人はいらねえ……」 

浩平「ほほう、作者にさからって茜の部下になるチャンスをふいにするつもりなんだな?」

南「やっぱり軍隊ですから上官には従いますです、はい」

氷上「面白そうだね……」

北川「遅いって……」

 

 

 

 

 

みさお「お兄ちゃん……南って人が茜って人の部下になるチャンスなんてあるの?」

浩平「作者が『神々の黄昏』まで書けたらあるだろうな」

みさお「……それって無理って言うんじゃ……」

浩平「……まあ……な」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃……。

 同盟軍第2艦隊旗艦『ぱとらっしゅ』では相沢祐一がこっそり……。

 

 もとい。

 

 同盟軍第2艦隊旗艦『ぱとろくろす』では相沢祐一が堂々と「異性の口説き方−99の方法」を読んでいた。

 

祐一「ふむふむ……」

 

 その時戦術コンピュータの画面が切り替わる。

 

オペレータ「相沢准将、指揮官が腹痛で倒れまして代理を頼むとの事です」

祐一「まてい」

オペレータ「統合作戦本部長からもらったお菓子を食べたとかで……」

祐一「……分かった、もう良い」

オペレータ「ついでに言いますと艦橋の仕官も大部分が犠牲になりました」

祐一「……攻撃を受ける前から壊滅状態か……原作よりも酷いな……他の作品と間違えてないか?」

オペレータ「准将閣下、3つ子のお子さんでもいらっしゃるんですか?」

祐一「銀英以外の作品のネタはまずいって、とりあえず艦橋の方に向かう」

 

 こうして、ゼリーサラダならぬ謎ジャムによって第2艦隊の指揮権は相沢准将が取る事となった。

 

祐一「しかも作戦案提出してないな……そろそろ第4辺りは沈んだかな?」

 

 口調はのんびりしているが、目付きは真剣な物へと変わる。

 

祐一「現在、無事な仕官は誰だ?」

栞「私だけみたいです」

祐一「……原作だとアッ○ンボローじゃなくてラ○だろ?」

栞「そんな事言う人嫌いです」

祐一「……まあいい……」

 

 祐一は頭をかきむしった。

 だらしなく、頭にのっていたベレー帽が揺れる。

 

祐一「全艦に命令、戦術コンピュータのC4を開くように伝えろ」

 

 

 

 

 

 

 

 同じ頃……。

 第4艦隊はあっさりやられていた。

 

北川「敵の抵抗は無くなりました。 後は掃討戦に移る事になりますが……」

浩平「無用だ……とりあえず放っておけ」

北川「はっ」

 

 通信が切れる。

 

浩平「さて、残りは第2、6か……どっちにするべきかな?」

みさお「6にするべきだと思うよ」

浩平「理由は?」

みさお「2は手強いから」

浩平「それは知らない事になってるんだがな(苦笑) まあ、いい……艦隊を第6に向けろ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

祐一「どう思う?」

栞「そろそろ第6艦隊は沈んだのでは……」

祐一「そうだよな……」

栞「事前に作戦が受け入れられてたら犠牲がほとんど無かったですよね」

祐一「おいおい、作戦が上手くいったかどうかも分からないんだがな」

栞「祐一さんならきっと大丈夫です」

祐一「……ま、いいけど」

 

 

 

 ところでラ○プ少佐はというのは黙殺。

 

祐一「ポジション的には北川だったかな?」

北川「良かった、メル○ッツやキャ○ルヌで……最後まで生き残れる」

祐一「……いない奴が喋るな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペレータ「敵、接近しますっ!!」

祐一「方角は二時から四時」

オペレータ「方角二時です」

祐一「砲撃戦用意!!」

栞(火器管制官兼任)「狙点、合わせます」

 

 

 

 

 

 

浩平「……どうやら最後に骨のある部隊が残ったらしいな……」

みさお「どうするの?」

浩平「勿論、殲滅する……砲撃用意っ!!」

 

 

 

 

 

 

祐一「ファイアーっ!!」

浩平「ファイエルっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 かくして後に激戦を繰り広げる両雄が出会った。

 これを運命と言わずして何を運命と言うのか……。

 

 

 

 

浩平「さて、中央突破と行こうか」

祐一「相手が上手くかかってくれれば良いんだが……」

 

 

 

(続くかも)