このSSは『初音のないしょ!!』に収録されていた「LeafFight」の2次創作です。
もちろん、ゲームをやってからの方がお楽しみ頂けますが、特撮やアニメが好きだと、よりお楽しみいただけるかもしれません。
苦情、苦言、叱責、訂正等は作者まで。
基地を見学しに来たら、襲ってきた脇役同盟。
しかも、彼らはあのガディムだった。
そして、再び月島たちが操られる。
すでに世界の大部分はガディムに制圧されたらしい。
……何とかしないとな……。
よっしゃ、この際、正義の味方になるとしますかっ!!
そう思って、耕一さんや祐介と一緒に、長瀬のおっさんのロボットに乗りこむことにしたんだが……。
……これ、ちゃんと動くんだろうな?
『学生戦隊Leaf〜浩之と愉快な仲間たち〜』
〜第二話〜
必殺剣、雫切りっ!!
「Aパート」
おしよせる怪物、それに対抗するため長瀬はまだ未完成のロボットを起動する。
パイロットは運命に導かれ基地に集った3人。
今、彼らの熱き友情の戦いが始まる。
浩之「……おっさん、おっさん、下手なナレーション入れてないで、武器とかの説明をしてくれ」
長瀬「待て、藤田君」
浩之「おう」
長瀬「まずは全員で歩くと思わなくては……」
耕一「またかよ……」
祐介「とにかく一緒に念じないと……」
3人「歩けっ!!」
どし〜ん、どし〜ん、どし〜ん……。
助手「主任、歩きましたね」
長瀬「うむ、3人とも良く聞いてくれ、そのリーフロボは試作機なので分離変形は行えない、ゆえにそのままで戦ってもらう」
藤田「試作っておい……」
研究員「主任……まさかまだ作ってたんですか? ゲッ○ーロボもどき」
長瀬「基本的にコマンダーは大脳、オペレーターは目や耳、パイロットは脊髄だ」
助手「敵が動き出しましたっ!!」
長瀬「3人が同じ考えを持たなくてはリーフロボは動けない、祐介は全員の意思を一つにできるよう頑張ってくれ」
藤田「おっさん、んなことはいいから武器は無いのか武器はっ!!」
長瀬「うむ、そいつには足に収納したサーベル、肘に格納したミサイルランチャーが装備されている」
助手「あれ? 主任、ブレス○ファイヤーやゴッド○ィンガーにするんじゃなかったでしたっけ?」
長瀬「あれは試作機なのでついてない」
研究員「主任……彼らがやられたらどうするんです?」
長瀬「あっ……」
うじゅるうじゅる。
不気味な音を立てながらガディムの作り出した生物が向かってくる。
月島「なんだか良くわからんが、貴様らごとき私が相手をするまでもなかろう……」
イカの頭部にいた月島はデビ○マンのごとく変化し翼をひろげ飛び立っていった。
月島「生きていたなら、また会おうっ!! はっはっはっは」
ばっさ、ばっさ……。
浩之「なあ……祐介」
祐介「浩之……見なかったことにしよう」
浩之「あ……ああ」
命令する人間のいなくなったイカは、リーフロボを敵と判断したのだろうか。
その辺りの建物を破壊しながら向かってくる。
浩之「ええい、とにかく戦うのみだっ!!」
耕一「おうっ」
祐介「行きましょうっ」
3人が操縦桿を握り、同時に叫ぶっ!!
浩之「ミサイル発射っ!!」
耕一「サーベルでぶったぎってやるっ!!」
祐介「ジャンプして飛び蹴りっ!!」
リーフロボはミサイルを発射しつつサーベルを準備して、飛び蹴りをかますべくジャンプっ!!
長瀬「お前ら人の話しをちゃんと聞いてたのか〜っ!!」
セバスチャンばりの怒号も、リーフロボが落下して自分で出したミサイルをくらう大きな音にかき消されてしまった。
研究員「リーフロボ、装甲の40%を破損」
助手「エネルギージェネレーターが故障、移動できない状態です」
長瀬「くっ……やはり訓練無しには無謀だったか……」
研究員「自爆で大幅にやられるなんて最悪ですねえ」
助手「だから、鉄○28号やジャイアン○ロボみたいにするべきだとあれほど主張したのに……」
長瀬「ええ〜い、おまえらはパイロットのシンクロシステムの素晴らしさが分からないのかっ!!」
そしてイカがうじゅるうじゅると近づく。
その足がリーフロボを捉え始めた。
びたん、ばしん、どかん、ばきん……。
研究員「装甲が……装甲が……ああ……ここ数日徹夜で仕上げたのに……」
助手「いけません、足を破壊されましたっ!!」
長瀬「くっ、パイロットを緊急射出しろっ!!」
助手「だめですっ!! オートイジェクトが作動しませんっ!!」
長瀬「なにっ……あっ、試作機にはつけてないか……」
研究員・助手「おい……」
そのころ、リーフロボコクピットでは……。
3人が意識を失い、倒れこんでいた。
セリオ「浩之さん、起きてくださいっ!!」
浩之「くっ……うっ……セリオか……」
セリオ「気づかれましたか」
浩之「耕一さんや祐介は?」
セリオ「意識不明です」
浩之「敵は……どうだ?」
セリオ「現在、こちらの装甲を……」
どーん、がしーん……。
セリオ「……突破しようとしてます」
浩之「……この状態で、脱出はできるか?」
セリオ「……浩之さんだけなら可能です」
浩之「そうか……武器は何が使える?」
セリオ「サーベルは大丈夫です。 ミサイルランチャーは一発だけ残ってます」
浩之「俺だけでも動かせるのか?」
セリオ「はい、反射的な行動はとれませんが、考えて行動する分には大脳が動けば行動できます」
浩之「ま、その辺は人と違う所か……セリオ、サポートを頼む」
セリオ「何をなさるんです?」
浩之「あのイカの中心に変な球体が見える、恐らくあれが弱点だろうと思うんだが」
セリオ「はい……しかし敵の装甲も厚いのですが」
浩之「サーベルをぶちこんで、内部からミサイルを浴びせたらどうだ?」
セリオ「……サーベルから肘まで敵にもぐりこませて、その上でミサイルを撃つ……と?」
浩之「可能……か?」
セリオ「危険です、賛成できません、リーフロボまでミサイルの直撃を受ける可能性があります。さっきは大丈夫でしたが……もう持ちません」
浩之「だが、こうしていても待っているのは死だ」
セリオ「……」
どーん、ずどーん、どがーん……。
研究員「リーフロボの装甲がもうもちませんっ!!」
助手「コマンダーの藤田浩之が意識を取り戻しましたっ!!」
長瀬「藤田君っ!! 君だけでも逃げてくれっ!!」
浩之「セリオ、頼む。 俺は皆を助けたい」
セリオ「……分かりました、サポートします、暗証コードをお願いします」
浩之「暗証コード?」
セリオ「サーベルで切り付けるときは『必殺剣、雫切り』と言わなくてはいけないのです」
浩之「……」
セリオ「……」
浩之「……マジ?」
セリオ「マジです」
浩之「あのおっさん……必殺でもなんでもないのに……」
セリオ「とにかく言わなくては発動しませんよ」
浩之「え〜い、言えば良いんだろ言えばっ!! いくぞっ! 必殺剣雫切りっ!!」
きゅぴーん。
リーフロボの目が光るっ!!
助手「リーフロボ、再起動っ!!」
研究員「右手の機動にエネルギーが集中してますっ!!」
長瀬「藤田君……何をする気だ?」
セリオ「行きます」
浩之「おおざっぱでもいい、カウンターを取れるタイミングを合図してくれ」
セリオ「はい……カウント開始、5、4、3、2、1、浩之さんっ!!」
浩之「うおおおおおおおおおおっ」
ずしゃっ。
リーフロボのサーベルが、肘まで敵にのめり込む。
浩之「そのままいけ〜っ!!」
肘から発射されるミサイルが右手を巻き込んで爆発っ!!
長瀬「おおっ!! こ、これはっ!」
そして、次の瞬間、リーフロボは左手だけで後方に飛んだ。
耕一「うおおおおおおっ」
浩之「耕一さんっ!!」
祐介「耕一さん、後2秒で着陸するから受身をっ!!」
浩之「祐介っ!!」
ずしーん……。
リーフロボが鈍い音と共に着陸したのと、イカが爆発したのはほぼ同時。
浩之「みんな無事か〜っ」
祐介「……これでも無事って言うならね」
耕一「なんとか勝てたか……」
セリオ「みなさん、お疲れ様でした」
長瀬「なんとか勝ったな」
助手「勝ったって言えるんですか? リーフロボはボロボロで、もう動きませんよ?」
研究員「装甲もぎりぎり薄皮1枚と言ったところですね」
長瀬「そのために我々には次のロボットがある」
そして長瀬は後ろを振り返る。
そこにはリーフロボに翼をつけたロボットが立っていた。
そう、まるでリーフロボが壊れる事を想定していたかのように。
長瀬「そう、人類の反撃はこれからだ」
助手「ええ」
研究員「主任、藤田君が主任を出せって言ってますけど」
長瀬「ふむ、出してくれ」
浩之「おい、おっさん」
長瀬「なんだい?」
浩之「なんなんだ、あの何の変哲も無いサーベルに、必殺剣雫切りってのは……」
長瀬「えっ? それはなんだい?」
浩之「へっ? 自分で暗証に登録したんだろ?」
長瀬「いや、そんな覚えは……分かった、セリオがやったんだろ」
浩之「はっ?」
セリオ「主任をごまかすことはできませんね……」
浩之「セリオ……お前なあ……」
長瀬「しかし、藤田君、あんな事よく咄嗟に思いついたね」
浩之「へへっ」
長瀬「さっそく、次のロボットの参考にさせてもらうよ」
その頃……。
フランスは一人の男に制圧されようとしていた。
灰色のコートを着込み、黒いサングラスをつけた男。
髪はスポーツ刈りに刈り上げられ、足にはなぜかバスケットシューズを履いていた。
矢島「あっけなさ過ぎる……人類なんてこんなものか」
目の前には大量の戦車や飛行機が破壊され、転がっていた。
周辺の大地は焦土と化し、猫の子1匹見当たらない。
もっとも、住宅地で戦闘したわけでは無いので、死亡者は少ないはずだが……。
矢島「同士佐藤、この調子なら我が脇役同盟が世界をすべてガディムの物とする日も近いな」
雅史「そうでもなさそうだよ……」
ふいに、矢島の後ろからまた一人の男が現れる。
標準学生服を身にまとい、茶色のかかった黒髪と紅く光る目。
彼こそ、脇役同盟に参加するTHの中でも、LFに登場するほどの実力を兼ね備えたエースである。
矢島「どう言う意味だ?」
雅史「来栖川が動きだした。 しかも例の3人も一緒にね……」
矢島「奴らか……どこまでも邪魔をしてくれる」
雅史「月島は引き続き日本制圧の指揮をとるようだが」
矢島「俺にやらせてもらえんかな?」
雅史「おや、彼らに勝てると?」
矢島「この体の本来の持ち主は奴らの弱点を知り尽くしている。簡単に倒せると思うが……」
雅史「ふっふっふ……それは見物だね」
矢島「ふふふふ……あっはっはっはっはっはっは……」
廃墟と化したパリの街に、いつまでも笑い声だけが響き渡っていた。
「CM1」
今、人類を襲うガディムの脅威。
だが、それに立ち向かう男達がいた。
助手「東京湾にG反応っ!!」
長瀬「みんなっ!! 出動だっ!!」
浩之「行くぜっ!!」
耕一「おうっ!!」
祐介「はいっ!!」
3人「変形合体っ!! リーフロボウイング!!」
月島「クックック……来たか、リーフロボ……ここが貴様らの墓場だっ!!」
浩之「その言葉そっくりそのまま返してやるぜっ!!」
『学生戦隊リーフ』ビデオシリーズvol1(希望小売価格5200円)
来栖川出版より好評発売中!!
「CM終わり」
「Bパート」
リーフ秘密基地。
長瀬の趣味丸出しの地下基地にはトレーニング施設完備だったりする。
そして、その中のプールでは浩之がへばっていた。
浩之「ぜー、はー、ぜー、はー……」
長瀬「なんだ? 浩之君、もう疲れたのかね? これぐらいの訓練でだらしが無いぞ」
浩之「あ〜の〜な〜、1万メートル走った後、水泳400m×5本もやっといてこれぐらいはねえだろうがっ!! 祐介を見ろっ!!」
浩之の指差す先には、完全に気絶し倒れこんだ祐介と、彼を懸命に看護する新城沙織の姿があったりする。
耕一「俺はむしろ、お前が倒れていないのが不思議だよ……」
鬼の血の成せる技か、まったく平気な耕一があきれ返っていた。
少なくとも、運動部員でもない浩之が、簡単にこなせる量ではない。
耕一「結構、体力あるんだな……」
浩之「まあ、ガディムとの戦いで鍛えられちゃったんですよ……」
耕一「祐介も途中までついてこれたしな……俺ら3人は完全に人間ばなれしてるのかも知れないな」
浩之「今さら何を言うんだか……すー、はー」
耕一「大分、息も整ったみたいだな……」
長瀬「うむ……これなら計画道理に行きそうだ」
浩之「計画?」
長瀬「うむ……試作型ではできなかった、変形合体だ」
耕一「なぬ?」
長瀬「まあ、ここではなんだから会議室で説明しよう。 そろそろ祐介も目覚めるだろうし……」
そんなわけで会議室へ出向いた3人。
浩之「まるで戦隊物の司令室だな……」
耕一「まあ、だいたい想像はついたけどな」
長瀬「まず、試作1号機は陸戦のみで運用される目的だった。 正直な所もうしばらくは試作1号機で持たせるはずだったんだが……」
浩之「持たせるはずだったんだが?」
長瀬「フランスが壊滅した時、相手は空を飛んできたらしいんだ」
耕一「空ねえ……」
長瀬「さらに、前回の戦いで試作1号機は大破してしまって修理に時間がかかる」
祐介「両手両足がなくなってましたしねえ……」
そう、前回の戦いで両足は粉砕され、右手はミサイルで爆発、左手は全体重を支えるための無理な動きで壊れていた。
長瀬「そこで組み立ての始まっていた試作2号機を優先することにした。 これはあらゆる状況を想定した万能タイプになっている」
浩之「そのための変形……というわけか」
長瀬「そう、ウイングタイプ、ブレードタイプ、スナイパータイプの3種類に変形する」
ウイングタイプはその名の通り、空中もしくは宇宙の敵に対抗するため作られている。
スピード主体の機体で、移動速度は一番高い。 また遠距離中距離の両方に対応する万能機だ。
基本的に電撃を主力武器として用いる。
浩之「サ○ダーブレークか……」
長瀬「分かってるじゃないか」
ブレードタイプは接近戦用で、陸、海もしくは宇宙に対応する。
パワー主体の機体で、動きは遅い。
だが強力な圧力にも耐えるので、深海やマグマの中でも行動できる。
高熱を腕から出して接近戦を行う機体だ。
耕一「Gガ○ダム?」
長瀬「何か文句でもあるのかね?」
スナイパータイプは遠距離戦用で、陸、空、宇宙に対応する。
装甲は薄いが移動力を充実してあるので、攻撃さえ受けなければ強いぞ。
総合的な移動速度はウイングタイプに劣るが瞬間的な移動ならこちらの方が早い。
主武器は磁力を打ち出す射撃武器だ。
祐介「コン○トラーVですか……」
長瀬「これら3タイプを実戦の中で、いかにうまく運用していくかが大事だ」
耕一「……そのうえゲッ○ーもどきか……」
浩之「なあ、どうでもいいが、武器が大分違うわ、装甲が全く違うわ、移動速度が違うわでどうやって作ってるんだ?」
長瀬「ふっふっふ、聞きたいかね?」
浩之「やっぱり良い」
長瀬「それでだね……合体変形の訓練をしなくてはいけない」
祐介「……叔父さんの事だから……台詞とか決まってるんでしょうね」
長瀬「うむ」
耕一「やれやれ……」
長瀬「そこで、君達にはそこのシュミレーターで訓練してもらう」
浩之「……なんだかなあ……」
長瀬「ちなみにかなり荒っぽいからな、慣れないと吐くぞ」
耕一「荒っぽいと言うとどれくらいだ?」
長瀬「パト○イバーぐらいには荒い」
祐介「……はあ……」
長瀬「では、さっそく行こうか」
浩之「よっしゃ、こうなったらやけだ、なんでも来やがれ!!」
長瀬「とりあえず分離状態のフライトシュミレーターからだ。 ちなみに分離状態はリーフジェット1号、2号、3号と呼称する」
助手「あれ? 主任名前考えてなかったのかな?」
研究員「甘いって……あの人の事だから改良バージョンがきっと用意してあるんだろ」
そして、特訓は続く。
祐介「うげえええええええええええ……えろえろえろえろ……」
浩之「……なんぼなんでもこれは……」
耕一「正直、俺でもつらい……」
長瀬「泣き言言ってる場合じゃないぞっ!! さあ、又頑張って来い」
浩之「本当にこんなんで大丈夫なのかな……」
次回予告
リーフロボの訓練は続く、しかし、祐介は今だ分離状態のマシンを乗りこなすことはできなかった。
訓練も中途半端な状態でぶっつけ本番になってしまう。
だが、彼らの目の前に現れたのは予想もしなかった人物であった。
浩之「そんな……矢島、貴様なんてことをっ!!」
矢島「ふっふっふ、貴様に彼女が殺せるか? 殺せまい……ふっふっふ……はっはっはっは」
次回、「変形、リーフロボウイング」
悲しい叫びが、荒野に響き渡る。
浩之「あかりいいいいいいいいいいいいっ!!」
お詫び:前回の次回予告と今回の内容には大幅な変更がありましたことをお詫び致します。 尚、次も大幅な変更があるかもしれません(ぉぃ
おまけ:今回登場したロボット(スパ○ボ風表記です)
リーフロボ試作型1号機
HP:2000 EN:100 タイプ:陸 移動力:5 サイズ:M
装甲:1000 運動性:55 限界200 シールド:無 切り払い:有 適応地形(空/陸/海/宇宙):B/A/C/C
射撃:ミサイルランチャー(P) 攻撃力:1000 射程:1〜3 命中:+20 弾数/EN消費:2/- 地形適応:A/A/B/A
格闘:ヒートサーベル(P) 攻撃力1100 射程:1 命中:+10 地形適応:-/A/A/A
イカもどき
HP:1500 EN:150 タイプ:陸海 移動力:4 サイズ:M
装甲:500 運動性:40 限界250 シールド:無 切り払い:有 適応地形:A/A/A/A
格闘:ムチ(P) 攻撃力:400 射程:1 命中:+10 地形適応:A/A/A/A